テニアン島は太平洋戦争の激戦地として知られていますが、最近厚生労働省の調査によって、日本兵などの遺体が埋められた集団埋葬地が発見されました。米軍の資料には、14人が埋葬されたと記録されており、厚労省はすでに86柱を収容しました。この集団埋葬地の発見はテニアン島で初めてです。さらに、米側資料によれば近くに別の300人規模の埋葬地がある可能性があり、厚労省は調査を続けています。同島での戦没者は15,500人で、未収容の遺骨は4,970柱に上ることが報告されています。埋葬地は島北西部の米軍管理の森林地帯で発見されました。

集団埋葬地の発見は極めて重要ですが、戦時中のこのような行為は人道的観点から厳しく批判されるべきです。歴史の痛ましい側面を顕在化させる今回の調査は、戦争がもたらした悲劇の記憶を呼び起こします。なぜ戦死者の遺体がこれほど長い間、放置されたままになっていたのか、制度の欠陥が浮き彫りです。
まず、戦争被害者に対する適正な弔いの制度を構築することが必要です。また、国際的な戦争遺産への取り組みを強化し、関係国間での協力を促進すべきです。さらに、戦争の悲劇を次世代に伝えるための教育プログラムの充実が不可欠でしょう。人類の進歩は過去の過ちを学び、それを繰り返さないことにかかっています。だからこそ、私たちはこれらの遺骨を人道的に適切に扱うことを通じて、平和への強い意志を示すべきです。
ネットからのコメント
1、太平洋戦争のとき、戦地で亡くなると、亡くなったという知らせと「遺骨」と称した骨壷が日本に残っていた家族に届けられたけれど、骨壷の中は木片、ってことが多かったと読んだ。「こんなのお父さんではない!」と。今回見つかったのは、そんな方々の本当の遺骨ですね。ご冥福をお祈りします。戦争は、本当に理不尽。決めるのは偉い人で、犠牲を強いられるのはいつも立場の弱い人。戦争はいけない。
2、この島の防衛では陸海軍の対立がひどかったのが事実です。最高司令部たる海軍の第一航空艦隊司令部は米軍上陸前に潜水艦による脱出を図るも上手くいかず、陸軍の連隊指揮所にきて、指揮権を要求したのです。
海軍側は角田中将、三和大佐、大家大佐がいて陸軍側は緒方大佐ということで階級が海軍のほうが上だったからです。激論のすえ緒方大佐が指揮をとることになりましたが海軍の参謀たちは納得せず、飛行場や港の防衛を要求したため米軍の北西部からの上陸を容易に許し、南東部のカロリナス高地でのゲリラ戦も準備不足で、早期に玉砕する結果となりました。海軍は民間人に青酸カリで自決させ、陸軍は緒方大佐の命令で民間人を投降させました。
3、戦後80年、戦争の記憶が薄れていく中で、いまだに祖国への帰還が果たされていないというのは、遺族のみなさんにとっても残念な話だと思います。これらのご遺骨は、今後どのように処理されていくのでしょうか。可能であれば、日本に帰還されることがもっとも相応しいのではないかなと思う一方、もはや引き取る肉親も亡くなっているご遺骨もあろうと思います。無縁仏のようなことになってしまうのでしょうか。とはいえまずは、日本の政府はこれらご遺骨をどのように扱うのか、考えを聞かせてもらう機会があればと思います。
4、戦後80年経ち、未だに日本に帰ってくることもなく戦地でお眠りになっている多くの方たち。戦争はかくも残酷なものです。今日本は中国と揉めていますし、いつロシアが何をしてくるか分かったものではない。北朝鮮も何かと言うとミサイルを試し撃ちしてくる。こんなご時世ですが、戦争だけはやってはいけないと認識を新たにしなければ。今はDNA検査などで身元特定も出来るのではないでしょうか。お一方でもご家族のもとにお戻りになれますように。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/897c0bc3321de512ae1c389c9833804a8c4d89d3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]