大阪府の吉村知事は、維新の看板政策「大阪都構想」の実現に向けた3度目の挑戦を公約に掲げ、「出直しダブル選」への立候補を表明し、辞職届を提出しました。これにより府民投票と衆議院解散総選挙を同日にする狙いとされています。しかし、「大阪都構想」は過去2回の住民投票で否決されており、各党や維新内部からも「大義がない」「タイミングが悪い」と批判の声が強まっています。吉村氏の辞職と立候補は、維新の政策推進と政治的戦略の一環とみられています。

今回の決断から見える問題は、大阪都構想を巡る政治的姿勢と、民主主義の本質をどこまで尊重しているかという点です。「都構想」は既に2度の住民投票で否決されているにもかかわらず、府民の意思を再度問うという姿勢には、多くが異議を唱えています。この行動は、選挙という重要なプロセスを政策実現の道具として扱っている印象を与えかねません。

問題の本質は、住民の意思を軽視し、結果を覆そうとする政治のあり方です。民主主義は、意思を繰り返し問い続け、失敗する度に同じ道を進むことを目的としません。また、多数派の支持を得るためには、住民の納得を得る高い説明責任が求められます。吉村知事と維新の行動は、これを十分に果たしているか疑問が残ります。
解決策として、第一に「都構想」の必要性と具体的な利点を徹底的に分析し、住民に公開すべきです。第二に、過去の否決理由を真摯に受け止め、構想の内容を見直す責任を負うべきです。第三に、府民の声を吸い上げるプロセスを整備し、多様な意見を反映する政治姿勢を示すべきでしょう。
最終的に重要なのは、政治が真に住民のために機能することであり、そのための信頼と透明性が不可欠です。吉村知事の挑戦は政治的な綱渡りであるとしても、民主主義の根幹を揺るがす誤った選択とはなってはならないのです。
ネットからのコメント
1、自分は大阪府民でも市民でもないから関係ないのだが自分の住んでいる自治体でコレやられたらたまったもんじゃない。大した金額ではないのだが私は自分の住んでいるところの財政の足しにして欲しいと思っているので、ふるさと納税はやらないことにしている。もし自分の意見を押し通すためにすでに結果の出ている案件について住民投票を繰り返されて税金を無駄に使われたら自分の思いを踏みにじられた気持ちになる。吉村氏は多額の税金を使って出た府民の民意をもう少し尊重すべきでは?
2、吉村さんはどうしちゃったんだろうね。これだけ反対意見が多いのに強硬手段に出てしまったね。他の党が対抗馬を出さないので当選は確実なんだけど、当選したからと言って民意が認めてくれたは違うと思います。やはり民意の意見を見るなら投票率でしょ。投票率が50%有れば認めてくれたと判断してもいいけど、30〜40%ぐらいなら拒否されたのと同じですからね。当選確実なんだから判断は投票率でお願いしますよ。
3、大阪府市の「出直しダブル選」に向けて、吉村知事が辞職届を提出したとのこと。
政策や進め方を改めて有権者に問う姿勢自体は、一つの政治的判断として理解できる部分もあります。一方で、選挙にかかる多額の費用や行政の停滞を考えると、本当に今このタイミングで必要だったのかという疑問も残ります。コロナ対応や経済対策など、継続性が求められる課題も多い中、政治的パフォーマンスに見えないかどうかは、有権者が冷静に判断する必要があると思います。結果だけでなく、なぜ出直し選を選んだのか、その説明責任をしっかり果たしてほしいです。
4、いつまで物価高騰に耐えればいいのでしょうか。物価高騰対策にはのんびり構えて、早急な対応はしないけど、自分がやりたい事にはここまでスピーディーに動く。大阪府民市民は今、このダブル選挙を望んでいるのでしょうか?いずれ都構想が必要だとするものも出て来るでしょう。でも、今それをやる事が1番の優先事項なのでしょうか?府民市民は今何を必要としていますか?生活に直結する物価や賃金を整えて欲しい。対策を整えて実行して欲しい。その後からでも都構想に向けて整えていく事できるでしょう?何故まず先に都構想の為の出直し選挙なの?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1f7f2817293d1620821709416cda3ba704703e07,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]