2025年7月20日に行われた奈良市議選(定数39)で、元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう氏が無所属で初出馬し、55人が立候補する中で見事に当選を果たした。選挙戦では、奈良公園でのシカ保護活動をアピールし、SNSでの高い知名度を活かして支持を集めた。具体的な政策として、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設反対や、奈良公園へのごみ箱や防犯カメラの設置を訴えた。
これに対し、元文科次官の前川喜平氏は、へずまりゅう氏の当選の背景として「教育の失敗」を指摘し、奈良県と奈良市の教育委員会に強い危機感を持つべきだと述べた。一方、タレントのフィフィは、前川氏の発言に対し「へずまりゅうさんも、流石にあなたには言われたく無いと思うよ」と自身の意見をSNSで投稿した。
【批判型】
今回の奈良市議選でへずまりゅう氏が当選したことに対する反応には、教育の失敗という指摘がなされている。しかし、根本的な問題は教育だけにとどまらず、制度全体の不備にあります。まず、選挙においては候補者が政策やビジョンではなく、SNSの知名度で支持を集める現象が顕著です。このような現象が続くと、選挙が本来の意味を失い、真の議論や政策よりも表面的な影響力が重要視されてしまいます。
解決策としては、以下のような改善策が必要です:
SNSでの影響力を評価するだけでなく、候補者の実績や政策をより重視する選挙システムの改革。政治家としての資質や能力を問う新たな評価基準の導入。教育制度の見直しと、政治リテラシーを育てるための施策の強化。これらの改革が進まなければ、選挙結果に対する信頼感がますます薄れていくでしょう。教育の問題をただ批判するのではなく、根本的な制度改革を行うことが急務です。
ネットからのコメント
1、まだ市議会議員になってまだ何もしていない新人を否定するのはどうなんでしょうか?選んだ市民の人達の民意を何だと思っているの?へずま氏の事は私はあまり好きではないですが、今の行動、色々実践しているのを見て何もしない年老いた人を選ぶよりかマシだと思います。これからさらに厳しい目を向けられると思いますが行動で示してもらえれば何の問題もないはずです。結果が何も出ていないのに教育の失敗とか言っている人は信用できません。
2、「教育の失敗」って、あんた自身が“現場で実演”してたじゃないか。出会い系バーで貴重な“フィールドワーク”をしてた元文科次官が、今さら教育語るのは、ギャグですか?へずまりゅう氏は、市民の前で政策を訴え、投票で選ばれた。
元迷惑系?でも今は奈良の未来のために動いてる。それを「教育の失敗」扱いって、有権者ごと見下してる証拠だな。フィフィさんの一言、「あなたには言われたくない」、100点。むしろ、前川氏の存在こそ「教育現場に悪影響」じゃないの?モラルの授業で使われるレベル。言いたいことがあるなら、せめてまず“自分の失敗”をちゃんと総括してからにしてくれ。民意にレッテル貼る前に、鏡見てどうぞ。
3、『教育の失敗。県と市の教育委員会は強烈な危機感を持たなければ』政治は結果だからね。当選したことはゴールではなくスタートラインに立ったに過ぎない。公約を掲げて当選したわけだから任期中に掲げた公約を達成出来るかどうか、そこが重要である。奈良市の選挙で当選したのだから批判出来るのは公約を果たせなかった時の奈良市民だけだと思う。
4、最初はまったく興味なかったし迷惑系Youtuberの一人くらいにしか見てなかったが、奈良のシカを守るなど、彼は日本人が心から思っていることを実に地道に実行してきた。政治家としては基本中の基本だろうと思う。
外人の権利を守りたいや多文化共生など大半の日本人はそんなこと考えてないはずだ。彼の訴えは奈良県のみならず日本人の心情に訴えるものがある。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9753c731099c2cdf1a3fd5d2fc677fe9518fca54,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]