2025年7月2日、長野市で午後5時頃、横断歩道を渡る歩行者に車が突っ込む寸前の場面がカメラに捉えられた。信号のない横断歩道で、前方の車が歩行者に道を譲った後、撮影者の車もその後ろに停車。歩行者は急いで横断歩道を渡り始めたが、反対車線から高齢の男性運転の車が急接近した。
歩行者は素早く回避し、接触は免れた。運転手は急ブレーキをかけ、車は横断歩道の真上で停止した。歩行者の直前4歩で回避された状況だったが、その後、運転手は歩行者に怒鳴る様子が見られ、撮影者は運転手の不適切な対応に憤りを感じていた。
今回の出来事は、信号のない横断歩道での運転手の重大な過失が引き起こした危険な状況を浮き彫りにしました。高齢ドライバーが運転していたとはいえ、根本的な問題は運転者の判断力と道路交通法に対する無理解にあります。横断歩道を渡る歩行者は優先されるべき存在であり、運転手はその基本的なルールを守るべきです。歩行者が急に現れることを想定して、常にブレーキをかけられる状態で運転すべきなのは当然です。
この事件の本質は、単に一度の危険な瞬間ではなく、運転手の無意識な態度や交通ルールに対する軽視です。
高齢者の運転に対する制度的なチェックや、運転免許の更新時の適性検査を厳格化する必要があるのではないでしょうか。
具体的な解決策として、まず高齢者の運転免許更新時に認知機能や反応速度を検査することが挙げられます。次に、横断歩道付近の速度制限を厳しくし、歩行者の存在を常に意識させるための道路標識や信号機の改善が求められます。また、運転中に対歩行者の意識を高めるため、運転手への教育プログラムを強化することが急務です。
社会全体で交通安全を再認識し、事故のリスクを最小限に抑えるために具体的な行動を取るべき時です。
ネットからのコメント
1、自分は横断歩道で対向車が止まってたら、必ず一時停止かもしくは最徐行して歩行者が来ないか確認します。そもそも歩行者がいるから対向車が止まってる可能性が高いです。この止まらなかった車の運転者はもう運転はやめた方がいいですね。状況認識力が衰えているのもそうですが、スピードを落としていないので対向車が止まっていることにすら気付いていないのでしょう。おそらく加齢によって視野も狭くなっているのだと思います。
2、私の両親は団塊世代だが、自分勝手な運転が目立つ。ただ、そういう世代は何を言っても変わることはない。今の免許制度は、75歳以上で一定の違反をしたら運転技能検査を受けないと更新できないので、そういった機会によって失効させていくしかないと思う。
3、高齢者に限らず、信号のない横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいても一時停止しない車は多いですよ。私が横断歩道の前で一時停止した時に右から追い越しをかけて、横断歩道上の歩行者が目の前で轢かれそうになったことがあります。この時のドライバーはドラレコを確認したところアラフィフくらいの男性でした。スマホを弄りながら運転して人様の家の壁にぶつかってる車を見かけましたが、ドライバーはアラサーくらいの若い女性でした。街中でイキった運転をしているプリウスやアルヴェルって比較的若い人が多いですね。高齢者が肉体的に衰えてきて判断能力が落ちてきたり、とっさの危険回避ができなかったりというのはあるんだろうけど、若い人も無茶な運転をしてるし、どちらもなんとかならないもんだろうか。
4、このタイプの事故は、多いのです。
歩行者は、車が止まってくれたので、悪いなと思って足早に横断歩道を渡るのです。止まってくれた車の前に更に車が止まっているような状況では、対向車から見れば、いきなり歩行者が飛び出して来たと見えるのです。その予防の為に、無信号横断歩道の手前20mに菱形マークが道路に標示されています。もちろん対向車が悪いので、怒鳴るのはお門違いです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/155356ad74bb37f6e3a40e49b88af251354cc8a3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]