2025年7月28日、伊東市の田久保眞紀市長は学歴詐称問題に関する定例記者会見を開きました。田久保市長は広報誌に「東洋大学法学部卒業」と記載されていたが、実際には除籍されていたことが判明し、7月7日に辞意を表明。辞職は月内に予定されていたが、辞職時期については再度行う31日の会見で明言を避けました。
その理由として、事実関係の確定や職員との調整を優先していると説明し、辞職の先延ばしについては否定しました。また、市内の建設会社の社長が田久保市長を刑事告発し、静岡県警は告発状を受理しました。
田久保市長の学歴詐称問題は、単なる個人の不正行為にとどまらず、公共の信頼に対する重大な裏切りです。市長という立場である以上、誠実であることは最も基本的な義務であり、市民の信頼を裏切る行為は許されるべきではありません。辞職の時期を「31日の会見で示す」とする姿勢も、責任の取り方として極めて不透明です。
この問題の本質は、公共機関における人事制度の甘さにあります。市長が学歴詐称を行っても、すぐに見抜けない仕組みや監視体制の欠如が問題であり、信頼の回復にはこれを根本から見直す必要があります。
解決策としては、まず、全公務員に対して履歴書の証明義務を徹底させ、虚偽が発覚した場合の即時解雇を法制化することが求められます。また、市民の信頼を回復するためには、今後、役職に就く人材にはもっと厳格な審査を行うべきです。最後に、田久保市長は、辞職を先延ばしにせず、すぐに責任を果たすべきです。市民に対する誠実さが最も大切です。
ネットからのコメント
1、地方自治体の首長であればそれなりの側近やブレーンと呼ばれる人がいて、行動に対する的確な助言、アドバイスといった物を与えていると思うんだけどこの人にはそういう人がいないのかな?それとも本物の『裸の王様』なのかな?『今やらなければならないことは最優先にやっている』本当に今やらなければならない事は伊東市民の皆さんが一番求めている事。一刻も早くこの騒動を収める事だと思います。
2、先延ばし以外、何があると言うのだろうか…。東洋大学の卒業証書一通をまともに示せない、そんな市長が市民の為の重要な市政を運営出来るとは到底思えない。市議会から突き付けられた百条委員会の出席も拒否し続ける始末。
田久保氏は本当に伊東市民に対して「説明責任」を果たせたと思っているのだろうか。一刻も早く市長職から身を引く事こそが今求められていると思うのだが…。市政を停滞させているのは田久保氏自身である事を良い歳をした大人なんだから真摯に真剣に考え受け止めないといけないだろう。
3、つい先日、キッパリと7月末までに辞職し再選を果たすと明言したのに、あれこれ理由を付けては辞職を拒む。今やらなければならないことは、偽造と思われる卒業証書の公開と辞職なのに、他に何があるんだよ。
4、只者ではない雰囲気を醸し出す市長。今月中の辞職どころか、のらりくらりと、ほとぼりが冷めるのを待つ作戦を展開し、任期を全う出来ると踏んでいる。市民の皆さんには申し訳ないが、こんな面白いドタバタ劇は滅多にない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f4f937e89d84afe80f43171d1e1d2fc2052ee601,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]