事件概要:テリー伊藤氏が東京国際大学の特命教授に就任することが12日に発表された。9月から教壇に立つ予定で、主に「マスコミ文化論」を中心に講義を進める。自身の経験を活かし、学生にはインターネット上の知識ではなく、生の現場を体験させる授業も構想している。テリー氏は、大学教授になることは夢にも思わなかったと語り、理事長との直談判を経て実現した。
東京国際大学は1965年に創立され、6学部10学科を有し、留学生も1800人を超える規模を誇る。さらに、今年1月には箱根駅伝で総合8位の成績を収めた。
コメント:テリー伊藤氏が大学教授に就任するというニュースは、一般的に感動的なエピソードとして捉えられるが、その背後にある問題も見過ごせない。大学における教授選任の基準は、専門性や学術的な実績に基づくべきであり、テレビのプロデューサーという経歴が教育の場での実績に結びつくかは疑問だ。しかし、このような選任が成功した場合、メディアやエンタメ業界からの視点を教育に生かす可能性もあるため、今後の講義内容に注目したい。とはいえ、学問の場における基準の明確化と、より実績に裏打ちされた教授選任が必要なことは言うまでもない。
ネットからのコメント
1、そこまでの大学だということ。
特命教授とはいえ大学で教鞭をとるのでしょうし、普通はそこに至るまでに長く勉強し、研究し、それでも空きポストを待って競争に勝ち抜かないと最高学府で教える立場にはなれませんので。きっと淘汰されそうな大学は身の振り構わず著名人を招聘して学生に振り向いてもらえるように苦肉の策を打って出るのでしょうね。でも、それは本来のあるべき大学の姿ではないと思うのです。
2、テリー伊藤のお兄さんは築地の場外市場で厚焼き玉子の店を永年経営しハッキリとした物言いで男気のある人だったが、この人は年の割にチャラチャラした調子良さが目立ち苦手なタイプ。調子良さと人脈の多さで特命教授の話が舞い込んだのだろうが、今どきの若者が彼から何を学ぶのか疑問が残る。世渡り術でも教えるのだろうか。
3、75歳なんてその大学で長年教鞭をとった元教授が嘱託みたいな形で残り続けたとしても勇退する年齢。たとえ客寄せだとしてももう少し若い人で色々伝えることができる人はいると思う。まさか75歳のずれ具合を反面教師にする講座というわけでもないだろうし。
4、東京国際大学は野球部に古葉竹識氏を呼び、陸上部(駅伝)は横溝三郎氏、電車の中吊り広告には、重量挙げの三宅義信氏やソフトボールの宇津木麗子氏も登場するなど、著名人を広告塔にしている。
テリー伊藤さんの起用もその一環なんだろうけど、前身の東京商科大学は、同氏が関わった元気が出るテレビでどんな扱いを受けていたか…てか、テリー伊藤氏も、文化人ぽい肩書をくれる相手だからと言ってホイホイと…
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a9e50169530c1a8999f2920574ea63e09028a00f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]