【事件概要】
2025年8月3日、人気YouTuberのHIKAKINが監修する味噌ラーメン「みそきん」の初の実店舗を東京駅一番街「東京ラーメンストリート」にオープンすると発表した。「ご当地ラーメンチャレンジ」の一環で、8月7日に営業を開始予定。
2023年5月にカップ麺として発売され、累計2000万食を突破した人気商品で、今回は“妥協なき一杯”として実店舗化された。席数は26席で、営業は2026年2月23日までの予定。看板メニュー「味玉みそきん」は税込1380円。
【コメント】
人気YouTuberがラーメン店を出す。それだけなら話題性の一環で済むが、ここで注目すべきは「1380円」という価格設定だ。確かに手間も原材料もこだわっているのは伝わるが、果たして駅ナカのラーメンとして妥当か。庶民の味としてのラーメンが、徐々に「ブランド化」と「イベント化」され、日常の食から遠ざかっていく現象は見過ごせない。
そもそも「ラーメン=高級嗜好品」化の背景には、SNS映えや有名人監修の過剰な演出がある。
特に大都市圏では、名声を武器に価格を正当化する風潮が進み、若者や観光客に“特別感”を売りつけている。しかし、味がどうであれ、一杯のラーメンに対する価格基準があいまいになるのは、外食文化全体への悪影響につながる。
対策としては、①価格に見合う客観的な説明責任の強化、②価格帯のバリエーション導入(ミニサイズやトッピング選択制)、③実店舗における原価率や価格戦略の透明化が求められる。
ラーメンは「気軽に元気をくれる国民食」であってほしい。夢と商業主義の境界線を、私たち消費者がもっと冷静に見極めるべき時代に来ている。
ネットからのコメント
1、値段でしたら、同じく東京ラーメンストリートの店舗と比較すればいいではないでしょうか。自分はそちらのソラノイロさんが好きです。通常のラーメンは1000円程度でスペシャルは1400円程度。みそきんの場合は期間限定店のため、メニュー開発やスタッフ育成などの初期コストを半年程度で回収する必要がありますし、他店にない予約システムを導入づるのもコストがかかるでしょう。利用客の目線からすると、予約制であれば並び時間を気にしなくて良いというメリットがあります。
本当に値段のことで行かないようにしている方がいましたら、その分予約が取りやすくなるので、それもそれでいいでしょう。
2、売れたと行ってもあんなの転売目的もあの味で300円もしたカップラーメン全然普通に日清の味噌ラーメンなんだけどそして今度はラーメン店ね1380円高すぎ
3、価格とか味とかじゃなくて【営業期間も2026年2月まで。】もう勝負あった本当にビジネスが上手い。26席×限定で超絶人気で1日12回転くらいするとして、300食仮に500食出せる準備しても、2月までだと10万食しかない。約200日の営業日しかない。ということは6万食しか食べられないのよね。みそきんのカップラーメンで2000万食。カップ麺食べて気に入った人でわざわざ東京まで足を運ぶにしても、その中の350人とか200人に一人しか食べられないくらいの供給数だから。HIKAKINさんのコアなファンでも、なかなか入れない。営業開始から、営業終了まで、毎日行列、行列、行列の嵐。こんなんプラチナチケットどころじゃないと思うわ。
日本人、並ぶの大好きだし。期間限定200日の時点で、もう食中毒とか事件でも起こさない限り成功は約束されてる感じ。
4、これがずっと続ける感じの店舗なら、難しいだろうなと思うけど、期間限定のイベントだから、この値段設定でも、十分利益は出そうに思う。期間限定という言葉にみんな弱いからね。 味に関しても、東京なら、それこそ人生かけてラーメンを作ってるようなお店がたくさんあるだろうから、みそきんよりもおいしいお店なんて普通にあるだろうが、必ずしも味は問題ではなくて、期間限定のイベントを楽しむノリで来店するお客さんが多いと思うから、極端にマズくなければOKみたいな感じなんじゃないかな。普通で十分。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7da6abd978cc911a2d894cdfef394d991aad942b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]