ロシアのプーチン大統領は、モスクワで行われた毎年恒例の大規模会見において、ウクライナ侵攻に関する持論を展開しました。会見でプーチン氏は、「ロシアに責任はない」として、侵攻犠牲者についての責任を明言しませんでした。また、ウクライナのゼレンスキー大統領を俳優として皮肉りつつ挑発し、「戦場で主導権を握っている」と述べ、ロシア軍がクルスク州から敵を排除したことを強調しました。
アメリカメディアとの質疑応答では、トランプ元大統領の和平案に関する質問に対し、「戦争を始めたのは我々ではない」とし、欧米やウクライナ側に責任があるとしました。国民との対話では、戦争未亡人の遺族年金問題に対し謝罪し、対応の遅れを詫びる場面もありました。

この会見で垣間見えるのは、重大な権力の乱用です。プーチン大統領がウクライナ侵攻の責任を否定する発言は、国際社会の視点から見ても異常です。この強硬姿勢は、国家の指導者としての誤りであり、独裁色が強いと言えるでしょう。このような態度は紛争解決を遅らせ、多くの人命を脅かす要因となっています。まず国際社会は、侵攻の真相を解明し、責任の所在に関する綿密な調査を行うべきです。そして、平和的解決に向けた新たな外交ルートの構築は不可欠です。さらに、国際的な人権機関が介入し、一般市民への影響を最小限に抑える努力を求められます。
この現状は、大国に対する国際的な調整や対抗措置の必要性の緊急性を示しています。国際法を無視した言動は、文明社会の安全を脅かすものとして強く警戒されるべきです。


ネットからのコメント
1、一切責任を認めない姿勢は、強気をはるかに越える異常、妄想の中に埋没してしまった狂気を感じる。何の産業も育てられず、時代遅れの取り巻きに囲まれて戦争の虜になっている独裁者の下で、黙って従う代わりに、安心、安定を保証するという社会契約が崩れたこれからのロシア国民には、日常生活維持のための大きな苦難が待ち受けているのが間近に見えているのではないかと思う。
2、誰が見ても,戦争を始めたのはロシア・プーチンだ.「ロシアに責任は無い」との発言を信じるのは情報制限されているロシア国民だけだ.習近平も「中国軍機のレーダー照射は日本の責任だ」と言って自国の非を認めない.プーチンと同じだ.日本の隣には,このような国があることを認識しなければならない.また,対応手段を強化しなければならない.
3、プーチンの話をマトモに聞いている人はいないと思う。ロシアはこの紛争で特定の年齢層がゴッソリいなくなっているのではないか?紛争が終了しても、経済は戻らない可能性は十分にありそう。国民の年齢構成が日本、中国よりも一気に老ける可能性があるのでは?
4、プーチンは何の反省もしていない。だかは仮に西側が譲歩しても今後も同じ様に侵略行為を繰り返すだろう。4年以上戦争をして積み上げた人命に対して何の呵責も感じない独裁者を容認する一部の勢力が現在においても存在する事には人類が歴史から学ばない事を痛感する出来事だ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4d6ae2bc94fb32696af316bec87743491b03c622,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]