石破茂前首相がABCテレビの番組に出演し、消費税減税についての持論を展開しました。彼は参院選で、自民党が物価高対策として1人当たり2万円の給付を公約に掲げたが、支持を得られず敗北した背景に言及。石破氏は、消費税が医療、年金、介護、子育ての費用にも不足している中で減税した場合の財源が不明瞭であることを指摘し、即効性のある給付案を支持しました。
また、消費税減税はシステム改修に時間がかかるとし、減税は無責任とする意見に疑問を呈しました。世界的な財政規律との比較を行い、日本の財政の悪化問題を訴えつつ、次世代への負担軽減の重要性を強調しました。

石破氏の発言は、日本の財政運営に関する根深い問題を示しています。彼の議論は税制改革の緊急性を浮き彫りにしていますが、その背景にある制度の欠陥に焦点を当てる必要があります。まず、日本の財政が抱える構造的な問題に対して、適切な現状分析が求められています。税制の見直しは当然ながら、社会保障制度の再設計や、国民の負担軽減策の再考が不可欠です。そして、政治的立場を超えた多角的な視点での議論が必要です。具体的には、1) 短中長期にわたる財政計画の再構築、2) 国民にとって理解しやすく透明性の高い税制情報の提供、3) 効果的な税収の使途を定めた適切な支出計画の策定が挙げられます。
これらを実行することで、次世代への持続可能な財政基盤を築くことができるでしょう。石破氏のようなリーダーシップが、議論を活発化させる起点となることが期待されます。
ネットからのコメント
1、番組を見ていて思いましたけど、何故今さらこの人に東野さん達はインタビューをしに行ったんだろうか?案の定、ぐだぐだ持論を展開していて何の役にも立たない話。聞いていて嫌になった。スタジオで藤井教授が改めて消費税減税に関して解説していましたが、その方が数百倍分かりやすかった。高市総理の仕事の早さに、何も出来なかった石破氏はかなり嫉妬しているのでしょう。
2、何も出来なくて退陣した石破さんが言うセリフではないと思いますね。無責任な立場になった途端に饒舌になる辺りが信頼に値しませんね。次の世代の前に現役10代から60代までが潰れてしまう税制を是正しようとか考えがないのか。マスコミもコメント求める人を選ぶべきではと思いますね。
3、消費税の導入以降、日本は先進国の中で唯一、実質的な経済成長を遂げていない国となりました。高齢者向けの社会保障が手厚くなる一方で、若い世代への支援は後回しにされ、その負担は増すばかりです。
この構造が少子化を決定的に進行させた要因の一つといえるでしょう。本来、国債は将来への投資──たとえば教育や子育て支援、成長産業の育成など──に活用されるべきものです。しかし、自民党政権は長年にわたり、少子化対策や教育への本格的な投資を怠ってきました。その結果、将来に向けた明確な成長ビジョンを描けずにいます。経済が成長しなければ、いくら現役世代に増税を課しても、財政は先細るばかりです。それを放置することこそ、最も無責任な姿勢ではないでしょうか。石破氏にしても、在任中に抜本的な改革を成し遂げたとは言い難く、結果として現状を変える力にはなり得なかったように見えます。
4、何で現状維持をベースに考えてるの?少子高齢化を続ければ経済も上がらないし介護医療費も高いままで消費税だけでは足りないでしょう。子供を産み育てる環境を作り、より経済を回し減税しなくてもいいような賃金を実現させなければ変わらないと思います。変わろうとしないから現状維持をベースに税金を考えるんでしょう。今から変えようとしても途方もない時間はかかると思いますが、どこかで始めないといけないと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/83e6e719ce538b3be0bcf85d71fce9052f9052ef,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]