【第一段階：300字以内の概要】

2025年7月20日に実施された参院選で、自民・公明両党は石破首相が掲げた「過半数ライン＝50議席」に届かず47議席止まりだったが、石破氏は翌日、続投を表明した。自民党内では「石破降ろし」が活発化し、両院議員総会開催の署名が規定数に達した一方、地方組織や市民デモの一部からは続投支持の声もある。

加えて、日米関税交渉では、米国側が日本の投資額や利益配分を一方的に変更し、文書もないまま8月1日発動とされた協定の不透明性が問題視されている。

【第二段階：批判型コメント】

石破政権が参院選で敗北したにもかかわらず、「比較第一党」として続投を正当化する態度には、深刻な政治倫理の欠如が見える。選挙で国民に示した「過半数」が果たされなかった以上、本来なら政治家としての責任を明確に取るべきだ。それを無視したまま、“天命”や“天の声”にすり替える態度は、民意軽視の極みであり、かつての福田赳夫氏の矜持とは真逆の姿勢だ。

さらに、日米通商合意においても、文書なき約束やトランプ前大統領の「気分次第」で条件が変動するという異常な外交の実態が浮き彫りになった。日本の投資利益が90％から10％へと一方的に引き下げられたことを「微々たる損失」として正当化する赤澤大臣の姿勢も、国民経済を軽視している。

この状況を是正するには、①政権の説明責任を明確に法制化すること、②外交交渉における透明性と議会承認を義務づける制度改革、③党内規律を強化し、選挙結果に基づく指導者責任の明文化が不可欠である。民意に応えず、自身の続投を“天命”と信じる為政者は、民主主義国家には相応しくない。選挙は儀式ではなく、国民の意思そのものである。

ネットからのコメント

1、政治家を含め日本国民の程度が低くなってしまったのは、自身の発言や行動に対し恥ずかしさや恥の概念が無くなってしまった事、人の目など関係ないのですよ、昔は何をするにも他人はどう思ってるか、どう思われるかを意識したもの、それが海外の人達が感心する規律正しさやモラルの高さだったはずなのに、今は政治家も公の場で平気で嘘をつき、嘘がバレていても訂正すらしないそんな国になってしまったのですよ、そんな政治家を支持してる事を企業人も国民も恥ずかしさをもっと感じなければならないと思う。

2、国民との合意文書を反故にしたて減税を押し留めるし、いったん止めた筈の給付金を財務省に良いと言われて持ち出すし、立憲と組んで厚生年金基金を流用する年金法案を通すし、この人の視界には有権者の生活実態は見えておらず、高級官僚とごく親しい仲間の同志政治家しか認知されていないようですね。

3、今辞めたら歴代で最低の首相の烙印を押されるからな。石破はその屈辱に耐えられないんだろう。基本、人の批判ばかりしてきた人間なんてこんなもの。辞任を引っ張ってあくまで日本のために辞任しないんだ！と言う大義名分を今探してる所ってのが関の山でしょ。辞任はするが今じゃないとかそれっぽい匂わせをして裏に何かあると国民に思わせてあえて汚名を被ってると言う風に見せてるんじゃない？プライドの高い人間がよくやる手だよ。さも深い考えがあるように見せかける宗教とか情報商材の勧誘によく使われる手。

4、野党支持者の大半は石破政権のままで衆院選を戦いたいだろう。石破辞めるなのデモ参加者の大半が活動家にしか見えない。国民の民意が石破総理にノーだったのに各社の支持率の調査は40%以上が石破支持っておかしいだろう。まあ、自民党は解党した方が良いと思っているから石破支持でも良いと思うが、民意を無視した石破政権の継続は、民意を無視した権力者が好き勝手に出来る前例になるから石破総理には早急に辞めて欲しい。石破総理が責任を取らないなら、今後、将来の独裁者が出てくる素地が出来ると思う。