日本維新の会が進行中の調査で、地方議員が国民健康保険料を逃れる目的で、社会保険に加入できる一般社団法人の理事に就任した疑惑が浮上しています。問題視されているのは、法人に約700人の理事が登録されており、その中に維新の兵庫県議4人が名前を挙げられているというものです。大阪市の常任役員会でこの問題について協議され、藤田文武共同代表は「実態がない脱法スキームだと認められるのであれば問題だ」と述べました。
法人登記には維新の議員と同姓同名の者が登録されていますが、維新はこれらが同一人物であると認めています。
この問題は、公共の信頼を損なう重大な事案です。ここでは政治家が自らの利益を追求するために、法の抜け穴を使っている可能性があります。まず、制度の透明性を確保し、法人理事の就任プロセスを厳しく監視する必要があります。次に、違法行為が確認された場合、厳しい罰則を科すことが求められます。最後に、市民の健康保険制度への信頼を回復するため、国全体での健康保険制度の見直しと改善を検討すべきです。このような不正行為が許される状況を放置していては、社会全体の倫理観が揺らぎます。迅速かつ明確な対策を講じ、再発を防ぐ措置を取ることが政府の責務です。この問題は単なる政治家の不正にとどまらず、制度の欠陥を浮き彫りにしています。優先するべきなのは、市民のための制度改革です。
ネットからのコメント
1、毎回思うが、自分の仲間の不祥事を自分で「調査」する意義がわからない。「他には問題ありませんでした、以上」と言われて納得するとでも思っているのだろうか。
維新も自民も議員定数削減を盾に取り、政治資金問題は「そんなこと」扱いだが、こういった場合の真相究明と責任追及の仕組みづくりの方が、現状でははるかに必要性が高いと思う。
2、政策や改革を語る前に、まず党内ガバナンスの確立が先ではないでしょうか。社会保険制度の趣旨をすり抜けるような行為が事実であれば、脱法的と指摘されても仕方ありません。しかも個人の問題にとどまらず、同一法人に多数の理事が登録されている疑いがある以上、組織的なチェック体制が問われます。制度の抜け穴を是正すべき立場の政治家が、その抜け穴を利用していたのであれば、改革を訴える正当性は大きく損なわれます。維新はこれまで「身を切る改革」や制度改革を掲げてきましたが、その前提となるのは、自らがルールを守り、透明性を確保することです。外に向けて改革を語る前に、まず足元のガバナンスを徹底すべきだと思います。
3、吉村代表は厳正且つ真摯に国保から社保にいわば不当に切替をやっていた議員を全て洗い出して国民に公表をしたうえで離党勧告、議員辞職勧告を速やかに実行すべきである。
維新の議員がやっているから問題ないって?何を言っているのかと言いたいし、そんな事がまかり通る社会であってはならない。兎に角、日本維新の会(大阪維新の会)の国会議員はガバナンスやコンプライアンスが欠如をした議員が非常に多過ぎる。もはや国政政党(地方政党)として体を為していないのではないでしょうか。しっかりと調査をし隠蔽する事なく詳らかに公表をする、それが今吉村代表に求められている事だと思う。
4、藤田文武共同代表は終了後、記者団に「実態がない脱法スキームだと認められるのであれば問題だ」と述べた。 これぐらい説得力に欠ける発言も珍しい。ご自身が関与していた公金還流疑惑は、終わった話なんですかね。 これだけ手を変え品を変えてカネにまつわる不祥事を起こす政党を見たことがない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/58c5a18392ea2548e54e95abea409d70c791c54a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]