300字以内の事件概要:訪日外国人観光客による日本の美容室利用が増加している。渋谷区で美容室を営む店長によれば、観光のついでで利用するケースが多いが、意思疎通は翻訳アプリで対応可能。一方、外国人特有の髪質への対応や、観光客が単発利用でリピーターにならない点が課題となる。このため、常連客の離脱を懸念する声が上がっている。海外客にはSNSや日本の高い技術力への評価が誘因とされており、日本独自の「おもてなし」や高度なカラーリング技術が高く評価されている。一方で、美容室業界特有のリピーターへの依存構造が変化の難しさを浮き彫りにしている。

コメント:日本の美容室の高い技術力と“おもてなし”が、訪日観光客の新たな注目スポットとして機能している点は、国際的な評価として誇るべき事実です。しかしながら、美容室がリピーターを基盤とするビジネスモデルで成り立っている以上、この流れが常連客の離脱を招くリスクは軽視できません。
現状、「観光スポット化」は魅力ではあるものの、地元常連客を失うことで長期的な経営安定を損なう可能性があります。
この問題の解決には、第一に、新規客と常連客双方を受け入れる予約枠の明確な棲み分けを設けること。第二に、観光客専用メニュー(短時間施術や限定デザインなど)を導入することで、効率化を図ること。第三に、常連客を優先する特典やポイント制度を強化し、リピーター離れを防ぐ施策を講じる必要があります。
観光客の“ついで”需要をうまく取り込むためには、地域密着型と観光型の二軸を共存させる柔軟なビジネスモデルが求められています。美しい技術とおもてなしを維持しながら、経営基盤を守るための一手を講じるべきでしょう。この好評価を、業界発展への一助とする姿勢が重要です。
ネットからのコメント
1、こうやって観光客と生活者の垣根を壊すようなことをされるのが住んでいる方の快適性を壊すこともある。美容師さんの懸念はまさにそれで私も通ってる美容室がインバウンド御用達みたいになってしまったらもう行かないと思う。髪を切りに行くんだけど私にとっては休憩スポット。
リラックスできることにも価値を置いている。そこが今までと全く環境が変わってしまったなら別の場所に移るだろうな。
2、うちの会社も美容サロンだけどインバウンド客は来て要らないから集客してないね。会社側がらしたら記事にあるようにリピーターにならず単発が基本になるし、言葉の問題から細かい確認が困難&時間を押す、という問題がある。施術者側にしても言葉が通じないからとにかく嫌がるスタッフが多いし、アジア系以外は体質が日本人と違いすぎることが多くて施術が難しいという意見が多い。そして客側がらしても外国人客が多いサロンは嫌がられる傾向があるね。癒しの要素も求めて来ているのに雰囲気が落ち着かないという声が多い。なので積極的にインバウンド客を集客しているサロンは飲食店のように多くはないと思うし、これからもそんなには増えないと思う。
3、「海外は、髪を切ることだけに特化しているところが多いけど、日本の美容室はおもてなし精神が強く、いい気分にさせてくれる印象です。髪の洗い方も優しいし、顔にやわらかいタオルをかけてくれる、雑誌を読みやすいように膝の上に置くクッションをくれる、ドリンクも温かいものか冷たいものか選べたりする。
海外と比べると、日本の美容室には、どこも穏やかな空気が漂っていて、トータルでいい気分で帰してくれようとする雰囲気があるように思います」→ だから、常連ができる。それを、一過性の訪日客ブームがぶち壊しにする。参政党はどう対応する?
4、俺の会社に勤めているアフリカ(ガーナ)出身の女性は、当初は「黒人のお約束」というチリチリの髪でロングに伸ばすと爆発するという「何とも気の毒な(こういう表現が正しいのかは知らんが)髪質」だった。しかし、日本の美容室に何回か通う間に(一回や二回では難しいらしい)、それはもう「ステキなストレートの黒髪」に変身し、本人も大喜びで仕事に励んでいる。インバウンドの旅行者が日本の美容室のウワサなどを聞いて「試しに」ということだと、その一瞬は感動するのかもしれないが、本国に帰ってしまえばその感動を継続することは出来ないのだろう。それくらい日本の美容の技術は確かなものということの裏付けなわけだが、それによって日本人の顧客が割を喰う(美容院の経営も)という話も、何ともやりきれないところではあるな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c38e3f0dfdc1eea33caecbb0e9cfb8fe4d7d8f71,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]