奈良公園で観光中にシカに触れたスペイン人女性が帰国後、ライム病を発症。ライム病はマダニが媒介する感染症で、発熱や倦怠感、関節痛、さらに顔面麻痺など重篤な症状を引き起こす。近年、日本では野生動物の行動範囲拡大や都市部進出により、マダニの分布が広がり、市街地でもリスクが高まっていると指摘されている。厚生労働省や専門家は、草むらへの侵入時の防護や服装、虫よけなどの予防策を推奨しているが、観光地での認知不足が問題となっている。

今回のケースは、観光客が「癒し」を求めて訪れた奈良公園が、予期せぬ健康リスクの温床となり得る実態を浮き彫りにしました。本来ならばのどかなシカとの触れ合いを楽しめるはずの場所が、マダニ感染リスクを省みることなく手つかずにされている現状は異常と言わざるを得ません。
観光地におけるこのような事態の背景には、明らかな情報提供の不備が見受けられます。マダニに関する警告が適切に掲出されておらず、訪問者はそのリスクを認知できない状況にあるからです。また、近年の都市部への野生動物侵入が問題を深刻化させている一方、乱開発や自然環境の破壊もその一因と言えるでしょう。
解決策として、観光地におけるマダニ注意喚起を強化すべきです。まず、看板やパンフレット、ウェブサイトなどを通じて、訪問者に予防策の周知を徹底することが不可欠です。次に、シカを介したマダニの拡散を抑えるための公園内対策を講じるべきです。具体的には、除草やエリア内の環境整備、さらには生息域特定の研究を進めるべきです。最後に、感染症リスクを観光促進の障害と見なさず、防疫対策を観光政策の一部に組み込むべきです。
「癒し」の象徴である奈良公園のシカとの共生を守りつつ、公衆衛生の視点からも安全な観光地づくりを進めるべきではないでしょうか。観光立国を目指す中で、リスクを軽視することは社会全体への信頼も損ないかねない重要な問題なのです。
ネットからのコメント
1、奈良の鹿に限らず、その動物の生態を把握していないのに触るのは良くないね。例え誰かのペットでも、その動物がどんな散歩の仕方をしているかを知らないだろ? ひょっとしたら雑草の生えている茂みに入って転げ回っているかもしれない。自分の家のペットなら「これは良くない。洗ってやろう」とか考えるけど、他家の事情まで分からないしな。インバウンドは特に奈良公園の鹿が大人しいのでしっかり管理されていると錯覚している。それらは野生の鹿と変わらんよ。実はDNAが少し違うらしいが、生活自体は雑草の中で暮らしているからね。
2、まずは奈良のシカも含めた野生動物にはなるべく近付かない、触らないということでしょうね。そして山に行く際は半袖に短パンなんて軽装ではなく、肌を露出しない服装にする、草木にもなるべく触らないということでしょうけど、子供がいるとこれがなかなか難しい。子供は好奇心旺盛でガンガン何でも触るのでほぼ不可能に近いので、こういう病気がある事を知って、帰宅前のチェック屋帰宅後の速やかな着替えなどをするしかないでしょうね。
3、獣医さんからも、マダニ対策はもう内服薬でと勧められ、この春から切り替えました。犬にも同様の病気があり、地元に発症例が出たのだそうです。皮膚に薬液をつけるタイプは足先まではカバーできないという話でした。この時期は狂犬病ワクチンやフィラリア駆除もあり、体内に入れる薬は増やしたくないのですが、切り替えました。皮膚に付いたマダニを見つけたとき。応急策としては、安いウォッカを常備しておき、綿棒に浸してマダニにちょんちょんとすれば、酔って落ちます。その後、空き瓶にウォッカごと漬けて、お亡くなりになってもらいます(笑)理想はやはり、医師に処置してもらうことだと思います。(ペットは獣医さんに)
4、野生の動物なら普通にマダニは持っているでしょう。飼い犬や家猫でも外に行くペットならマダニのいる可能性がある。猫ちゃんならあごの下や耳の中わきの下や肉球の間等、毛の薄い所や毛の短い所にいる可能性が高い。後は獣医師等による処方薬等を用いて防ぐしかない。兎にも角にも山でも川・海でもリスクは有ります。
それに対してどれだけ危険を予知して行動及び対処するかです。後はペットも飼わず仕事と最低限の範囲で行動すればリスクはかなり下げられるが事実上不可能と思われます。後は色々なワクチンでも接種するぐらいかな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0d23f681a67e8d2844a25adfaa6eae2e083f2663,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]