アフリカ中部のコンゴ民主共和国では、5月23日までにエボラ出血熱による死者が204人に達しました。感染の中心は東部イトゥリ州で、治療を行う医療施設が地元住民に焼き討ちされる騒乱が発生。その一因は陰謀論やデマに基づく公的機関や外国人への不信感とされます。特にエボラ患者の遺体が遺族に引き渡されず、特殊区画に埋葬される慣習が、「医療団体が内臓を売る」との誤解を招いています。また、違法な臓器取引や人身売買と公的機関の腐敗が一部地域で密接に絡み合い、不満を増長。これにより、感染対応が阻害され、流行の収束が見通せない状況です。
エボラ流行による悲劇が騒乱を引き起こす背景には、深刻な制度の欠陥と社会的課題が潜みます。感染対策施設が焼き討ちされた現状は、いっそうの恐怖を生むだけでなく、公衆衛生への深刻な脅威をもたらしています。まず、国際機関や地域政府は、公的機関や外国人への不信感を払拭するための透明性あるコミュニケーション戦略を構築すべきです。例えば、エボラ患者遺体の取り扱いや埋葬手順を住民に丁寧に説明し承認を得るための地域参加型アプローチが欠かせません。
それに加え、違法な臓器取引撲滅に注力し、地域社会に法の正義を示すことが必要です。さらに、公的機関における腐敗を抑止するため、独立した第三者の監視機関を設置・活用するべきです。
このような施策が行われなければ、地域の不信感はさらに拡散し、他国への感染拡大リスクも高まります。国際社会は今こそ、無関心でいるのではなく、社会の底辺で繰り広げられる不条理な悲劇に目を向け、公衆衛生を守るための団結を示すべきです。エボラとの戦いは、単なる病理学的な問題ではなく、人々の暮らしの尊厳を守る戦いでもあります。
ネットからのコメント
1、食料の種を与え、作物を育てる方法を教えても、翌年の収穫へと繋がらない何故って、腹が減ったから種を食べた、足りないからもっとくれ!と目先を優先する井戸を一緒に掘って、掘り方やメンテナンスの方法を教えても、翌年には潰れている何故直さない?と問えば、やり方を忘れただの俺の仕事じゃないだの・・・飢えてるなんのと言った所で他力本願で自ら歩む事を知らないだから、安易に他人から奪う事を選択する今の反政府軍が勝って正規軍になったとしても、直ぐに反政府軍が出て来てイタチごっここの件も、他人に臓器を売られるなら自分が売って儲けたい!の心理が有るから誤情報に踊らされる下手に手出しするよりも、入出国制限をかけて自然鎮静を待つ方が良いのかも?
2、民族固有の文化や地域ごとの習慣があるので、そういう根本を変えるのは容易じゃないんだろうなと思います。助けに行ったのに侵略者と思われたり、援助したのに全く浸透しなかったり。逆に、その善意を悪用しようと考える輩がいたりと、それぞれが思惑で動くのかなと思います。アメリカの援助の遅れが拡大につながったみたいな報道もありましたが、一定レベルまでの支援援助はするとしても、やっぱり「自分の国は自分が守る、自国が責任を持って考えて行動する」ことが大切なんだと実感します。
3、ちょっと前の記事に、エボラ出血熱の拡大は米国の支援の削減ってあったけどいつまでも支援して貰えると思っているんでしょうか?援助する側にも限界は有ります。日本も戦後米国からの支援をしてもらった事で今の生活が成り立っています。いくら支援しても状況が変わらなければ支援する側も疲弊します。支援されるのが当たり前と思っていませんか?そろそろ自律するべきだと思いますよ。
4、価値観が違うからね無理やり隔離すれば当然反発もあるよ支援に行っても医療従事者が、襲撃されるし、国を閉鎖すればいつか終息するからそれを待つのがいいのでは?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/09ccd2427d1bf1023fab92871f821ed6fd7e5bb2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]