【事件概要】
2025年7月31日、石破茂首相に対し、自民党内から退陣を求める圧力が強まる中、地元・鳥取県の平井伸治知事は定例会見で「首相の決断が全て」として、続投への理解を示した。また、島根県の丸山達也知事も「地方に目を向けた政策を展開してくれる」と述べ、支持を表明。一方で参院選では与党が大敗し、首相には今後の具体的な方針説明が求められている。
全国知事会議では、場当たり的な国政運営に対する懸念も共有された。
【コメント】
いま、日本政治に求められているのは「誰がやるか」ではなく、「何をどう変えるか」だ。にもかかわらず、石破首相をめぐる議論は、本人の決断に任せるというあいまいな態度で曖昧に終わっている。地元知事の「見守る」という姿勢も、責任回避の表れに見える。
問題の本質は、少数与党が民意を代表できないまま延命しようとする政治の構造的欠陥にある。場当たり的な政策運営が常態化し、長期的ビジョンが政治の場から消えている。このままでは、地方創生も人口減少対策も絵に描いた餅に過ぎない。
まず①内閣信任の是非を問う再選挙や信任投票の制度化、②与党が過半数を失った場合の連立再編の明文化、③知事や地方議会が直接政策提言できる権限強化を図るべきだ。
政治が国民の方を見ず、権力内部の論理だけで動くなら、それはもはや民主主義の名を借りた虚構に過ぎない。誠実な統治が、言葉ではなく仕組みによって裏打ちされる時代に入るべきだ。
ネットからのコメント
1、>本人の口からご自身のことが語られるまでは、地元として応援するのが筋道でこれは当然の筋道だし、自ら解散を打った衆院選で過半数割れしたら、ましてやそれで居座った挙句に参院選でも過半数割れしたらば退陣するのもまた当然の筋道。すなわち石破という男は他人が通す筋には寄りかかり、他人には筋を通すことを堂々と要求し、しかし自分のこととなると平気で筋を曲げる人物である。こんな傑物を“筋を通して”応援せねばならない鳥取民には心の底から同情するよ。
2、今後は責任者なのに責任を取らず、意味不明な理由で自分だけ居座る石破モデルが増えそうですね日本人の感覚とは少し違うような気もします責任を取って自ら辞任、再度総裁選にチャレンジすれば良いのでは?
3、「石破首相が退陣することだけで何かが変わることはなく、それが本質ではない」これ政治家が本気でいってるんでしょうか。
本質はただ一つ石破氏の性格の問題です。
4、地元民です。知事は立場上擁護したり見守ったりしないといけないでしょうけど、職場の同僚や取引先でも「日本中に恥を晒して」「石破のニュースが流れるとこちらが恥ずかしい」と言っています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/516a44290b0b731065177f4ff33e16fef86055c0,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]