事件概要:
2025年8月1日、京セラドーム大阪で行われたパ・リーグの試合で、日本ハムはオリックスに2-4で敗北。日本ハムのエース加藤貴之投手(33)は9回1死二、三塁の場面で頓宮に逆転サヨナラ3ランを浴び、試合を落とした。加藤は8回まで111球を投じて無失点だったが、新庄剛志監督は信頼を込めて続投を指示。
しかし、118球目が失点につながる結果となった。その日は北海道からの移動がトラブルで遅れ、試合開始の1時間前に球場到着という不利な状況下で試合を強いられていた。試合を通じて、新庄監督は期待を裏切られた悔しさをにじませながらも「次に繋がる」と選手の成長を願った。
コメント:
特に厳しい状況下での戦いが要求されるプロスポーツの世界。日本ハムは移動トラブルによる事実上の準備不足の中で試合に臨み、最後の場面でエース加藤貴之がサヨナラホームランを打たれ敗北に沈みました。新庄剛志監督のコメントは期待の大きさを表すものですが、あえて続投を決断した采配の是非には疑問が残るところです。試合の流れを考えれば、疲労が蓄積しつつあったエースを早めに休ませる選択肢もあったはずです。
過去にも酷使された投手がキャリアを短縮させた事例が数多く、長期的視点に欠けた決断は選手とチームの未来を危険にさらします。解決に向けて、①選手の状態を細かくモニタリングする仕組みの強化、②勝利への執念だけでなくリスク管理を優先する采配、③移動トラブルの際にも柔軟に試合日程を調整できるリーグ全体の体制改善が求められます。"信頼"とは選手の能力だけでなく、選手生命を守ることにも繋がるべきではないでしょうか。結局、監督としての真の責任は将来の成功を保証する土台作りにあります。
ネットからのコメント
1、現地で観戦していました。あまり批判はしたくないものの、ファンとしてはピッチャーの完投を見たいのではなく、勝利が見たいと思っています。今季は「完投王国」ともてはやされていますが、加藤投手も33歳。シーズンの後半に、ベテラン投手にまで完投を求めなくもよいのでは?先発ピッチャーも「完投」ありきになって、バテバテでもコーチに聞かれたら「行けます」と言わざるを得ない雰囲気なんでしょうか……。とりあえず、疲れました。
2、新庄ファンであり、日ハムファンですが、今日に関しては新庄監督の采配ミスです。
勝ちたいならばの前提ならば。勝ち負けより加藤投手への成長のための続投なんだろうなと思いながら見てましたが。明らかに勝ちだけなら、9回頭か8回頭に変える方がと、試合をみながら思いました……
3、8回まで被安打自体は少なかったけど、終盤になるにつれてコントロールも甘くなっていたし、打ち損じで助けられた場面もあった。それを踏まえるとしっかりと継投をする選択肢もあったと思う。少なくても9回にランナー1、2塁になったタイミングはまだ交代できた気はする。今シーズンは完投にこだわっているからこその今の順位なのも分かってるんだけど、最近はこだわり過ぎて勝ち星を落としているようにも感じてしまう。新庄監督はリスクが高くてもベストな勝ち方にこだわる部分があるので、そこがハマらなくなってきてもこだわり続けるのか、勝ち方よりも堅実な1勝にこだわるのか。新庄監督のことは大好きなファンだけど、勝ち方にこだわって負けてしまうのは本当にもったいないと思う。
4、今日はさすがに采配ミスかな。完投にこだわりたくなる気持ちもわかるけど、9回先頭出た時点で、不穏な空気は感じて欲しかったね。
踏ん張って欲しかったってのは、願望押し付けてるだけで、8回までのピッチングを讃えろよ。采配ミスで勝ちを付けてあげられなくて申し訳ないくらいのコメントはして欲しいってのがファン目線。加藤お疲れ様。ナイスピッチだった
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ae1da2d37c306e79af519682e528fd538671b3d5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]