事件概要：
宮崎県を代表するファミリーレストラン「おぐら」が提供する「本物のチキン南蛮」が話題になっている。1959年創業のこの老舗チェーンは、宮崎市内に2店舗（本店と瀬頭店）を展開。チキン南蛮とは、揚げた鶏肉を甘酢に漬け込み、濃厚なタルタルソースをかけた料理で、唐揚げにタルタルソースをかけただけの“似非”チキン南蛮とは一線を画す。

同店の看板メニューには、素材へのこだわりや昭和のレトロな雰囲気が漂う店内が観光客にも評判で、近隣には宮崎県庁本館などの観光名所も点在している。本物の味を守り続けている点が多くの地域住民や来訪者に支持されている。

宮崎特産のチキン南蛮が全国で広がる背景には、手軽さや美味しさがカギを握っています。しかし、”元祖”の味を求める宮崎県民にとって、その再現が不十分な場合には、本来の魅力が伝わりにくい。タルタルや甘酢のバランス加減、製法を更に普及

ネットからのコメント

1、宮崎県民です。大学は山梨県でしたが、スーパーのお惣菜コーナーで、あんかけから揚げ？みたいなものにチキン南蛮とシールが貼ってあって、びっくりしました…！味付けはお店ごとに有って良いと思うけど…これはチキン南蛮ではないよ…甘酢に漬け込むから"南蛮"なんだよ…アジの南蛮漬けの発想なんだよ…おでんがケチャップ味だったらケチャップ味のポトフでしょ？オーブンで焼いた寿司は、魚乗せ焼きおにぎりでしょ？細麺のきしめんはきしめんじゃなかろう？それはそれで美味しいかもしれんけど、別物でしょう？

2、九州在住です。飲食・流通系で働いていました。そこそこのお店は存じていたつもりですが、こちらのチキン南蛮を初めて食した時は結構な驚きがありました。記事にある様に他県で供されている「チキン南蛮」とは明らかに違う、「これが本物か！」と驚きましたね。佐賀県・呼子で「烏賊の活き造り」を初めて見た時と同じくらいの衝撃でした。

3、｢鶏の唐揚げ タルタルソースがけ」とは決定的に違う所以がここにある。​ ​​それは、唐揚げとは違い、小麦粉の後に卵液にくぐらせて鶏肉を揚げているということ。私は宮崎県民ではないが、必ず最後に卵液にくぐらせて作ってる。チキン南蛮とはそういう物だと思ってる。唐揚げと違い、断然上手いよ。

4、なるほど、小アジなどの「南蛮漬け」の南蛮なんですね。だったら南蛮酢（辛味の効いた甘酢）に浸けないと「チキン南蛮」じゃない！っていう郷土料理としての主張はもっともです。