2026年度予算案の審議をめぐり、参議院予算委員会が16日より実質的な議論を開始しました。自民党と維新の会による与党連携は参院で必要議席に届かず、多数派形成が課題。衆議院では59時間という短い審議時間で野党反発を招き、「憲政史上最も乱暴」と批判を浴びています。一方、参院では協調を模索しながらも、立憲民主党をはじめとする野党から見込まれる60時間の議論確保が焦点。予算成立は年度内に間に合わなければ暫定予算編成が必要になる可能性も。憲法の衆院優越規定により、4月12日に自然成立が確定しているが、迅速な成立を目指した運営が試されています。

この予算審議の状況は、手続きの透明性や合意形成の重要性を問うべき重大な問題を示唆しています。まず、今回の衆院での審議は59時間で終了し、例年に比べ著しく短く、多々ある国民生活に直結する議題を軽視するかのような対応です。
この「迅速」さを優先した背景には、年度内成立を死守しようとする与党の焦りがうかがえますが、これでは民主主義の基盤である議論の質が損なわれかねません。
問題の本質は、与党が実質多数を握る衆議院の優越規定に依存して、参院での議論を形式的なものにとどめる体制にあります。これでは、国民が選択した多様な意見を反映する場としての参院の意義が失われてしまいます。
改善策として、以下を提案します。(1)与党として衆参の審議時間に一定の基準を設け、議論の透明性を確保する。(2)予算案成立のタイムラインを再考し、年度を超えても瞬発的な暫定予算を組む余地を作る。(3)与野党協調を促進するため、予め議論を共有する機構を設置し、対立ではなく協調に向けた仕組みを整えるべきです。
このままでは、国民の信頼を失い、議会そのものの存在意義が損なわれる恐れがあります。効率化が叫ばれる時代に議論さえ削減するのか。それが未来の日本の姿ならば、我々は本当に豊かだと言えるでしょうか?
ネットからのコメント
1、「みなし成立」の規定により予算成立が確実たけど、参議院の議論は注目したい日本国憲法により、予算案には衆議院の優越が認められているので、衆議院で可決された予算案が参議院に送られた後、参議院で審議が停滞しても、衆議院の可決から30日経過すれば自動的に予算は成立(みなし成立)するので、参議院の議論では、一部野党のWBCや週刊誌ネタなどのくだらない質問ではなく、法案だけの議論を期待します
2、野党側は「不倫問題などは世論の支持を得られないので控える方向」と言うが、昨年の臨時国会で世論から「時間の無駄」と強く批判されたにもかかわらず、今国会の衆院質疑でも同じような流れが繰り返された中東情勢、物価高、エネルギー安全保障、予算の中身など、今は聞くべきことが山ほどあるなのにまたワイドショー的な質疑に流れれば、野党は自分で信頼を削るだけだ「控える方向」ではなく、本当にやらないのかどうか参院審議はそこも見られていると思う
3、参議院不要論も燻る中での予算審議です。自民党の参院議員にも良識の府としての矜持を見せてもらいたいと思います。今回の衆議院のような数に物を言わせた乱暴な審議であれば参議院不要論の機運が高まります。その意味において自民党の参院議員には一層の良識ある対応を望みたいですね。
4、参院予算委員会は2026年度予算案の実質審議に入る。衆院では国民民主党や参政党チームみらいも含めて全野党が予算案に反対した。衆院選前に玉木代表は高市首相と政策で一致できる部分では連携すると言っていた。
国民民主はガソリン価格の抑制などを目指し即効性のある緊急物価高再燃対策を提言している。一般市民は超物価高でガソリン代も上がり大変である。物価高対策は喫緊の課題であり早急に前に進めて欲しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e0ca278c6c63a49205cb5dfcfca5a18013fc98ed,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]