中国の習近平国家主席が今年(2025年)に入り外遊を全く行っておらず、「ホームコート外交」に注力している理由について様々な憶測が飛び交っています。2019年には年7回の外遊を行い精力的に多国間外交を展開していた習氏ですが、コロナ禍以降その頻度は激減。今年は国内視察も近場や短時間に限定される一方、北京での外国要人の受け入れが増加しています。健康問題を原因とする可能性は低いとされる一方、大規模な軍幹部の粛清が影響しているとの見方が浮上。この動きが軍内部の反発や報復リスクを生み、習氏の活動範囲を制約していると専門家は分析しています。

長年の権力集中が習氏自身をも拘束している現状は、中国国内の制度的課題を如実に表しています。本来、国家元首の主な役割は外交と軍の統括にありますが、外遊の減少や軍部との距離感の強化は、政府内部の不安定さを露呈しています。
粛清という極端な権力維持手段は短期的な統制を可能にするものの、長期的には内部不満の蓄積や制度の非機能化に繋がるリスクを伴うのです。

解決策として、まずは軍内の透明性を高め、司法プロセスを公開することで粛清の恣意性を排除するべきです。また、軍部との対話を促進し、不満分子との和解の道を模索することが重要です。同時に、権力分散型の制度設計を進め、個人独裁のリスクを抑制する体制改革が必要です。これにより、国内外での信頼性を回復できます。
国際社会の一員として、中国は自らの安定と透明性を世界へ示す必要があります。権力集中の負の側面を省みるべき時が来ているのです。そのための具体行動こそ、中国が真の自信を得る鍵でしょう。
ネットからのコメント
1、外遊を減らしているとなれば、それは内政に力を入れているからという分析に納得ですよね。記事にある、軍部とのきな臭い権力闘争はいろんなメディアで取り上げられてましたし。
軍以外にも足を取って引きずり降ろそうという勢力には事欠かないのでしょう。
2、出ていっても全く歓迎されてない映像を流されるより、自国で迎え入れている映像を使った方が、印象をよく出来るという判断が先ずは基本路線なのでしょうそれに加え外に出ている間にきな臭い事が起こる可能性も否定出来ないので、行こうにも行けないというのが真実かと思います
3、政敵を身内も含めて粛清しまくってスターリンのような誰に裏切られるか分からない不安に苛まれて海外はおろか国内の遠方にも出掛けられず北京に籠っているのだろう。半腐敗運動で政治家だけでなく長年の盟友の軍最高幹部まで粛清して、先日の軍幹部を前にした講話では最高幹部席がスカスカで異様な光景だった。独裁者は孤独で大変ですね。
4、確かこの人もそうだったと思うが、要するに根っからの「田舎もん」なんだと思います。内向的な性格で積極的に外に出て友達を増やすタイプではない。テレビでよく見る他国の首脳との顔合わせでもいつもおどおどして半分つまらなそうな表情で迎える。いわゆる都会の人間ではなく田舎のオッサンなんだと思います。
そしてもしかしたら自分を狙っているやつがいるのではないかという不安がいつもつきまとっているのでしょう。だから外交も自ら動くのではなく相手に来てもらうやり方が優先するのだと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d34b70cb7acd3848eb0b58ba282f029eaeed020c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]