兵庫県たつの市の住宅で母親と娘が殺害された事件で、住所・職業不詳の大山賢二容疑者(42)が指名手配されました。田中澄恵さん(74)と次女の千尋さん(52)の遺体は5月19日に発見され、警察の調べにより、殺害は約1週間前の5月13日頃と推定されています。驚くべきことに、大山容疑者は事件発覚の3日前(5月16日)に警察官と接触し、「人を殺した」と告げていました。しかし具体性がないとして釈放され、殺害現場の近くまで送り届けられていました。警察は23日に逮捕状を取得し、24日に全国指名手配を実施しました。

今回の事件は、警察の初動対応の不備が深く問い直されるべき事案です。大山容疑者が「人を殺した」と語ったにもかかわらず、警察はこれを具体性がないと判断し、事件現場近くへ送り返しました。この判断は、結果的に更なる危険性を生む可能性を見逃した形となり、公共の安全が軽視されたと言わざるを得ません。
根本的な問題は、対応マニュアルや警察官個々の判断基準が緩やかで、危険なケースを適切に精査・対応する体制が欠如している点にあります。再発を防ぐには、1)「殺人」発言をした対象に対する厳格な身元確認および現場付近の調査の徹底、2)心理的・行動的異常を示す人物への臨時拘束規定の整備、3)地域警察官への定期的なケーススタディ研修などが必要です。
本来、警察の存在意義は、住民の命と安全を守ることにあります。この事件は、その基本理念を見失った結果生じた悲劇です。緩やかな対応が命の喪失を導いたという現実を直視し、これ以上の犠牲を未然に防ぐ覚悟が問われています。
ネットからのコメント
1、兵庫県警は16日に兵庫県高砂市内の路上で寝ていた大山容疑者に職務質問をした際に、大山容疑者から「人を殺した」と言われたらしいが、内容があいまいで凶器とみられるものを所持していなかったことなどから、身柄の確保には至らず、たつの市内の現場付近まで送り届けたらしいが、何故その時に任意同行し、詳しく話を聞かなかったのか?そして、高砂市から竜野市まで遠いのに、わざわざ送って行ったのか?もしかしたら本人は、「自ら自首したのに警察は相手にしてくれなかった」って思っているかもしれない。
報道等を観てて、兵庫県警の対応には?って疑問が出てくる。そして全国指名手配。このような警察の対応は、正しいのか?いつもこのような対応を兵庫県警は行っているのか?違う観点から兵庫県警への疑問ばかり出てくる事件だ。
2、今回かなり怖いのが、容疑者本人が警察に人を殺したと話していた点ですよね…。もちろん虚言や錯乱の可能性もあるので簡単ではないですが、結果的に重大事件だったとなると、対応は検証されると思います。しかも事件後の目撃情報を見ると、かなり普通じゃない様子だったのが気になります。バッグ抱えて震えていたとか、駅へ走っていたとか、周囲も違和感を覚えていたわけですし。最近、こういう近隣トラブルや孤立からの事件、本当に増えている感じがします。昔は地域のつながりで異変に気づけた部分もありましたが、今は隣に誰が住んでいるかも分からない時代ですからね。まずは早く身柄確保して、動機や経緯をしっかり解明してほしいです。
3、この記事を読んだ上での時系列を考えると。事件前日とされている12日の昼。
近隣住民に姿を見られた為、怪しい動きをした後犯行を断念、駅の方へ走って逃げたという事になるのでしょうか?しかしその翌日には実際犯行に及んだ上事件現場を離れ、3日後の16日に約30キロ離れた高砂市内の路上にて、警察に対し一部自白をする様な形で殺害事実を告白。ところが警察には話の内容に関して信憑性を疑われ、再び事件現場近くへと警察自らによって送り届けられる…。容疑者からすると殺害の事実を知らない(信じてもらえない)警察に、やっとの思いで離れた現場近くへと再び連れ戻された形になるのでは無いかと…。この様な経緯を辿った容疑者が、その後の様子として『ずっとカバンを抱えてブルブル震えながら立ち上がって…(その他含む)』との証言をされている事を考えると、今尚何処へ向かって逃亡し続けているのか、全く想像すらつきません。
4、人を殺めたと言っているのであれば現場まで同行して検証してからでも良かったのでは無いかと思います。警察の失態は間違いないのですが殺めた理由がわからないので二次被害が出ないよう早期に捕らえて欲しい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a7768d8dbf710d9bffbc5cf210371b8ad34da9b7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]