熊本県八代市での新庁舎建設工事をめぐり、市議・成松由紀夫容疑者ら3人が収賄に関わった疑いで逮捕された。2016年の熊本地震後の復興事業として総事業費171億円の新庁舎建設が進められる中、容疑者は準大手ゼネコン「前田建設工業」が落札できるよう市幹部に指示し、その見返りに6000万円を受け取ったとされる。評価基準の調整や工事範囲の改変を指示し、前田建設は利益を11億円増やしたという。事件の背景には業者選定の不透明性があり、市議会が調査を進める中で汚職が発覚。贈賄罪の時効が成立していたが、情報提供をきっかけに捜査が進展した。

この事件は深刻な批判が必要です。
復興という名目で税金と信頼が踏みにじられるのは、許されざる裏切りです。震災という社会の痛みに乗じ、公共事業をも利用して私利を図った一連の行動は、地方政治と復興制度の欠陥を露呈しています。
まず、地域復興事業における入札プロセスの完全な透明化が求められます。適正な第三者機関による継続的な監査を導入し、不審な動きを初期に摘む制度が必要です。また、市議や関連者の倫理規定を法的拘束力を持つ厳格なものへ改正することも不可欠です。さらに、重大な汚職には時効を延長し、責任の所在を誤らせない法改正が求められます。震災復興という国民の善意を無視し、個人の利益を優先する行動は、人として、政治家として、社会の信頼を破壊する振る舞いです。このような事態が再び起こることを防ぐために、強い是正処置が必要です。
ネットからのコメント
1、大会社と言えども100億以上の受注を支店決裁で通せるはずはないし、6000万円もの金を支店長や支店営業部長クラスが本社の了解無しに支出できるはずがない。贈賄の時効を待って自首しているのも非常に悪質だと思う。こういう反社会的行為により公金を食い物にした企業は、今後10年全国の公共工事から締め出すべきだ。
2、「復興」という言葉が入ると、税金でも多少は仕方ないと思ってしまう空気があるけど、こういう話が出るたびに、その善意や緊急性に便乗する人も一定数いるんだなと感じる。
しかも6000万円って、個人の感覚だともう現実味がない額なんだよね。市民は物価高で数十円単位の節約してるのに、と考えると余計にモヤモヤする。一方で、こういう大型事業って専門性も高くて、市民側は中身をチェックしづらい。結局、問題が表に出る頃には工事も終わってる。全国どこでも起こり得る構造なのかもしれない。
3、ずいぶん大きな金額ですね。元々の工事代金が大きかっただけに賄賂も大きくなったのだろう。ただ、このような人の場合は、今回が初犯である訳もないので余罪についても徹底的に調査して欲しい。建設業界の賄賂とか談合体質は本当に変わらないといけない。じゃないと発注者が高い金を払わせられることになる。
4、こういう事件でいつも思うんですけど、このお金、確定申告してないですよね?併せて、脱税でも刑罰科して欲しいです。脱税って意外と厳罰ですので。闇で動くお金を炙り出したいなら脱税の厳罰化を望みます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1d555cb6f980acdc07dfccd20948b8fd5b9ca167,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]