兵庫県尼崎市は8日、高額療養費の算定誤りにより、2020年7月から2025年6月までの診療分で2200世帯、1万3800件分の支給額が計約3940万円不足していたと発表しました。この問題は、2022年9月に新事務処理システムに移行した際の調査で発覚。旧システム導入時の算定基準が誤っていたことが原因で、乳幼児や重度障害者など福祉医療費助成対象者も含まれます。しかし、保存期限を超えた2020年7月以前の再算定は実施できません。市は対象世帯の確定を進め、来年3月下旬以降に不足分を支給予定。国民保険関連の算定ミスは全国で多数報告されており、制度運用の問題が表面化しています。

この事件で浮かび上がるのは、制度運用の脆弱性と対応の遅れです。医療費軽減を目的とした高額療養費制度の誤算定が4年以上も続いていた事実は、行政システムの更新だけでなく、運用基準の精査が欠如していたことを示しています。
特に福祉医療助成対象者への影響は深刻であり、市民の信頼を損ねた責任は重大です。

制度の欠陥に対する抜本的な改善が急務です。まず、全国一斉のシステム再検証を速やかに実施すべきです。また、医療費データ保存期間の延長が必要であり、過去の誤算定や未支給分を追える体制を整えるべきです。さらに、担当職員の研修を定期的に実施し、運用基準の誤解やミスを徹底的に防ぐ仕組みを構築する必要があります。
医療制度は市民の命と生活を支える基盤であり、その信頼を損ねる行為は許されません。この問題を後回しにすれば、国全体の医療保障制度の信頼が揺らぎます。誤りを早急に是正し、市民の安心を取り戻すため、動き出すべき時です。
ネットからのコメント
1、>2020年7月以前の再算定はできないとしています保存期間もあるから仕方ないにしても、役所は自分らの不手際で「少なく」払った分は時効だの法規だの言うけど、「多く」払った分は何が何でも追徴させようとする気がしますよね。
加えて行動が遅い。民間なら数日で払えそうなものがこんだけ時間がかかるのはなんで?無駄な業務が多い上にミスを起こす。いい職場ですねぇ。
2、この方たちの保険証がマイナンバーカードであれば大問題高額療養費制度は昔は申請して後で還付される仕組みしかしマイナンが導入してからは そもそも支払窓口で適応されるということでした詳細は不明だが しっかりして欲しい事案ですねそれと来年に還付とは いかにもお役所仕事ですね民間なら取引停止ですよ自分達のミスですからね
3、高額療養費の計算を一般の市民が自分で検証するのは、ほぼ不可能だと思う。だからこそ行政の算定を信じるしかないのに、約5年にわたって不足支給が続いていたというのは、単なる事務ミスでは済まない。しかも、レセプトの保存期限を理由に古い分は再算定できないとなれば、結果的に市民側だけが不利益を受ける可能性がある。不足分の支給だけでなく、なぜ旧システム導入時に誤りを見抜けなかったのか、全国で同様の問題がないのかまで検証すべきだと思う。
4、平均すると1件当たり2800円ぐらいですか。
平均なので人によっては大きな金額になっているのではと思います。証券システムで計算ミスがあれば、場合によっては金融庁から行政処分を課される可能性が高いですが、この場合はどうなるんでしょうね。健康保険の監督官庁は厚生労働省ですが、厚生労働省自体がお金のミスの常習犯です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/81176f433faf4ba26db8454f8fb322d8c386ee8a,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]