日産自動車は2024年7月に神奈川県横須賀市の追浜工場と平塚市の日産車体湘南工場での自動車生産を終了すると発表しました。追浜工場には約3900名、湘南工場には1000名以上の従業員がおり、自治体は雇用への影響に懸念を示しています。生産終了にもかかわらず、両工場は閉鎖されず、他の業務への移管や統合が進められるとしています。
追浜工場の車両生産は福岡県の日産自動車九州工場に移管され、湘南工場では生産モデルの変更が試みられています。工場閉鎖に伴い、関連取引先企業や地域への影響が広がることが予想されており、中高年層の転職の難しさが指摘されています。
日産の大規模な生産拠点の縮小は、日本の製造業の抱える構造的問題を浮き彫りにしています。多くの従業員と地域社会にどのような影響を及ぼすのか、今後の動向を注視する必要があります。まず、現場での漠然とした説明を改め、透明性を持った具体的な情報開示が求められます。地域経済への影響を最小限に抑えるためには、従業員の再研修や新たな職場への迅速なマッチングが不可欠です。そして、地元企業や自治体との連携を深め、地域社会全体での連携強化が鍵となるでしょう。全国、あるいは国際的な視点からの職業訓練の強化も重要です。
日産が果たすべき役割を明確にし、大企業としての責任である地域貢献を果たすべき時が来ているとの一方で、大規模工場の生産縮小に対する有効な対策の遅れはもはや許されません。
ネットからのコメント
1、製造業でも能力が有る方は再就職は出来ると思うが給料UPとかは望めないと思った方がいい。自分も大手自動車製造会社にいたことが有るがびっくりするくらい仕事が楽で高収入でした。あの程度の仕事であの給料なら最高だと思いました。一緒に働いている人で特別能力が有るわけでも無い方が文句ばかり言っていました、他の仕事を知らないからだと思うが何か勘違いしている人が多かった。あの程度の人があれだけの給料をもらっているのだから車の値段がどんどん上がっているのだと思う。
2、以前面接担当をしていた時、応募者の中に大手自動車会社の元社員の方がいた。税務や財務のサポートをする会社に、製造業でしかも技術職の方が応募されたので、応募理由を聞いてみたけれど、理由をはっきりおっしゃらない。面接後、結果は後ほどご連絡しますと伝えると、いきなり大きな声で、応募すれば採用されるのではないのか、と言われた。
企業規模からすれば比較にならない小さな会社だが、来ていただきたい人材でなければ採用しない。スキルがミスマッチなのに気づかないのだろうか、それとも大企業出身というプライドがあったのだろうか。採用はしなかったけど、その後あの方はどこに勤めているのかな、と今も思い出します。
3、追浜工場で働いていた人たちはホンダから子会社の話が出た時どの様に思ったのだろうか?「ホンダの子会社なんて冗談じゃない!」それとも安堵したのだろうか?その社員たちはいま同思ってるのだろうか?今でもホンダの子会社化に対しては反対してるのだろうか?家族も居て、高齢の親などいたら九州に転勤と言われてもすぐ答えはでないだろう自分も今の年収を維持出来るなら単身で転勤せざるを得ませんが高齢の親の事を考えるとギリギリまで悩むと思う
4、製造業に従事して長い期間、日産自動車に勤務した作業者は、どうなんだろう。プライドが高いと思うから、簡単に他業種に転職して長続きするのだろうか。心のどこかで俺は!って想うところがある気がします。難しいよね、受け入れる側も、転職も。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/778543a4047daa61b717186204002d2847dc9e72,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]