社会学者の古市憲寿氏が18日、自身のXで福山雅治に関する「女性セブン」や「女性セブンプラス」の記事に対する私見を述べた。彼は、フジテレビの第三者委員会が法や時効を無視して誤った報告書を作成し、福山を不当に断罪しているという意見を表明。この報告書は「不適切な会合」という曖昧な表現を使い、想像に基づいた記述が多く含まれていると指摘した。
また、アミューズは福山雅治へのインタビューについて公式声明を発表し、一部記事の抜粋に関して誤解を招かぬようインタビュー取材を行ったと説明した。問題関係者に対する詮索や誹謗中傷を行わないようメディアに呼びかけている。
古市憲寿氏の指摘は、フジテレビ第三者委員会の報告書が示す深刻な問題を浮き彫りにしています。この報告書は、法律の専門家による慎重な検討が欠如しており、具体的な証拠ではなく推測に基づいた曖昧な記述が満載です。第一に、法的な基準に基づく透明性の確保が急務です。報道においては明確で具体的な証拠が提示されなければならず、単なる想像や推測に依拠してはならないのです。第二に報告書作成にあたっては、公正な第三者によるレビューと監査を組み入れることで信頼性を向上させるべきです。最後に、メディア関係者全体が、取材対象者の権利を尊重し、報道の過程において倫理的な基準を遵守することが求められます。
現状を放置することは、社会の信頼を著しく損なう結果を招きかねません。真実の追求と公平性の確保が記者の使命であり、それこそが社会に対する誠実さの証です。
ネットからのコメント
1、福山さんが「新人アナウンサーに会いたい」と要望し、これにフジテレビ側が応じたという、権力構造を利用した関係性の疑い。第三者委員会の報告書が指摘する、「性別・年齢・容姿に着目」した要求は、福山さんの権力とフジ社員の上下関係が生んだ「上納文化」を示唆する可能性。これらをもとに「不適切な会合」と表現。「下ネタ」といった表面的な点にとらわれると、問題の核心が見えにくくなるため、注意が必要ですね。
2、福山雅治さんが本当にこのようなことをしていたのであれば今まで表に出てこなかったのはラッキーだっただけであり、表に出てきたのは不当なことではなく自身の行動の結果です。フジの第三者委員会で社員への聞き取り調査で判明したことであって、なんで世に知らしめるようなことをしたんだと憤るような話ではないです。もちろん福山さんがこんな事一切してない濡れ衣ですというならちゃんと言い分は聞くべきですが、本当のことなら、不快な思いをされた方々に謝罪しますとするべきでしょう。
古市さんはいったい何を怒っているのか、第三者委員会がフジ社員に行った事案を表に出さなければ福山さんは恥をかかずにすんだという言い分ですかね。
3、中居氏の盟友である古市氏としては、中居氏の性暴力に関する評価を削除・再評価すべきとの企図と思いますが、こんな薄っぺらいコメント如きではそれは叶わず、全く無意味で無価値しかないと考えます。第三者委員会は、フジテレビの対応評価をするのみであり、中居氏の当日の行動について評価する権限を持たないのは明らかです。フジテレビ第三者委員会について批判的コメントをすれば、何か中居氏を擁護したような雰囲気となるという、とても浅はかな様相を感じます。
4、時効=公訴時効は刑事で裁かれない、訴えられないことを指しますが、あったことをなかったことにすることではないと思います。刑法230条の名誉棄損では、事実か否かを問わずに他人の名誉を貶めれば名誉棄損罪になるとする一方で、(公共の利害の特例)があり、事実の公表が公共の利害に関する事実の場合は例外とする規定があり、公訴時効を過ぎた犯罪行為は公共の利害に関する事実とみなすという規定があります。
ややこしい話ですが、本人の行為は法律で罰せられないが、他人が明かすことも罪にならないという意味です。古市さんは、福山さんがやったかやっていないかではなく、公訴時効を過ぎたことについては調査も公表もしないことを求め、あまつさえ調査にあたった弁護士の名誉を貶めています。福山さんが当時したことが問題ないことであればそれでいいし、それを明かす機会を失うことはご本人にとっても損失だと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e91dd46ea8143c50944cb4fc582071666d8004a8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]