事件概要:兵庫県洲本市の「五色県民健康村健康道場」は1982年に開設され、44年間で約2万3000人が利用した国内唯一の公的断食施設です。笹田信五医師が道場長として管理し、肥満、高血圧、適応障害などの改善を目指した医学的断食療法を提供しましたが、施設の老朽化、新型コロナによる利用者減少、耐震基準の問題が重なり2023年3月末で廃止されました。最後の利用者を静かに送り出した笹田医師は健康医学の必要性を訴えつつ、動画講座で断食療法の知識を伝える活動を続ける意向を示しました。

コメント:この閉鎖は、長年の社会的意義を持つ施設が財政的困難と時代の変化に押し流された典型例と言えるでしょう。公的断食施設は、単なるダイエットの枠を超え、精神的健康や生活改善を促進する場として希少な存在でした。しかし、新型コロナによる利用者減、施設老朽化を理由に廃止が決定されたことは、行政の現場主義が未来への投資を犠牲にした結果と見るべきです。
本質的な問題は、健康医学への長期的視点の欠如です。ストレス社会が肥満や精神障害を激化させる中、断食療法のような予防医学の重要性はむしろ増しているはずです。短期的なコスト削減のために施設を廃止したことで、今後、医療費負担が増大する可能性すら考えられるのではないでしょうか。
解決策として、まずは施設の理念を継承するオンラインプラットフォームの充実が必要です。さらに、予防医学への関心を高めるための広報活動や、低予算で運営可能な小規模施設の試験導入も検討されるべきです。最後に、地方自治体と民間が協力する新しい健康促進モデルの構築が求められます。
人々の健康を短期的利益で手放すのは、未来の豊かさを裏切ることです。勇気ある前進こそが、この閉鎖を糾弾する真の解答となるでしょう。
ネットからのコメント
1、ここではないですが、断食道場にいったことがあります。小さめの、派手なことは何もしないところでした。断食だけなら家でもできるけど、道場やその周りの自然で穏やかに過ごすこと、世間の喧騒から離れられることで、無理なく体調を整えることが出来ました。
すごく体調が悪かったわけでもなく、突然思い立って有休をとっていったので、1週間位のフルコースではなかったのですが、数日だけの体験でも体が整うのを感じました。その後しばらくは本当に体調(肌つや含めて)がとても良く、数年分の毒が体から出たような感覚だったので、体を整えるという意味で、こういう施設があまり遠すぎないところにあると有難いなと思います。この施設を経験した2万3000人の方達もきっと、それぞれに、とても良い思い出があるのだろうなと思います。この場をお借りして、この施設の皆さんにも、私が過去に行った施設の皆さんにも、感謝です。
2、昔NHKだか何かの番組で見てへーと思った記憶があります。食べるという行為はやり方次第で不健康になったり健康になったりするものですが、食べないという行為で健康を目指すというのが当時凄く新鮮に感じました。ただ飲み物だけで何も食べないのは私には到底不可能だなーとも思いましたけど。メディアに取り上げられたりしないとこういう施設があることも知られないですし、積極的にアピールするものでもないでしょうから利用者の減少は仕方ないですね。
長い間お疲れさまでした。
3、疲れて帰ってきたときや体調が良くないときに、夜飯を食べないで寝るのが良い。食べて寝るとエネルギーが消化の方に取られて胃腸が休まらない。食べないで寝ると身体が疲労回復に向かうので、起きるとスッキリしたベストな状態になっている。だいたい空腹だからそれから食べればよい。長期間の断食は難しいが、一日か二日くらいなら可能。そうでなくても「お腹が空くまでは食べない」のは心掛けたほうが良い。
4、20代の頃、仕事のストレスで心が荒れていた私は、職場の上司の薦めで当断食道場に通いました。断食によって頭がクリアになり、心も癒されていきました。断食後に初めて食事が出されたとき、言葉にできないほどの幸福感に包まれ、思わず笑みがこぼれ、止まりませんでした。先生から教えていただいた「この世は愛に包まれている」という言葉にも深く感動しました。あのときの体験と感動は、今でも私の心の中で生き続けています。長い間お疲れ様でした。ありがとうございました。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/97c1671d83f7bffb868be72718f5a3a772c194b7,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]