2023年12月8日、れいわ新選組の代表選挙に高校3年生の篠原一騎さん(18)が立候補し注目を集めた。彼は栃木県宇都宮市出身。幼少期よりいじめや生活困窮を経験し、家庭では聴覚障害を持つ母と姉がおり、また両親が離婚したため家庭環境は複雑だった。困難な状況を経て政治に関心を持ち、政治の力で制度を変え弱者を救いたいと考えるようになった。
代表選では「被選挙権年齢の引き下げ」や「生活保護制度の就労収入控除の見直し」などを訴え、多くの人々の共感を集めたものの4位に。山本太郎氏が再選を果たしたが、篠原さんの挑戦は注目された。「困っている人たちに救いの手を差し伸べたい」という根底にある信念が話題を呼んだ。

篠原一騎さんの果敢な挑戦は、若者の政治参加がいかに重要であるかを強く示しています。彼の訴えの中で特に注目すべきなのは、「被選挙権の年齢引き下げ」という主張。現行の制度は、18歳で選挙権を得ても、実際に政治家として責任を持って行動できるまでに最短でも25歳まで待たねばならないという現実を意味します。これでは、若者の政治的な声が届きにくく、社会的な課題を迅速に解決しようとする力が削られます。
また生活保護制度の控除額の低さは、弱者の社会復帰を阻む制度的な欠陥であり、即座に改善が求められる領域です。
こうした現状を打破するための具体的な提案として、①被選挙権年齢の引き下げ法案の政府提出、②生活保護における控除額の引き上げで就労意欲を向上させる政策、③若者の政治参加の促進を教育段階から徹底する制度設計などが有効です。篠原さんの挑戦は、既存の制度と価値観への疑問を突きつけ、社会の未来へ問いかける一石となったことでしょう。
このような挑戦が続くならば、日本の政治はより多様で新しいアイデアを取り込む土壌を育むはずです。若者の力を軽視してはいけない、それがこの出来事から受け取るべき最大の教訓です。篠原さんの勇気に拍手を送りながら、制度改革の必要性を再び認識するべき時です。
ネットからのコメント
1、本気で社会や政治を変えたいなら、地道に頑張ることをおすすめします。まずは大学行って、社会人として、自分の力でリアルな社会の中で生きてみて、そして得た経験や見えた景色を持って、政治を目指すべきです。誰でも立候補は出来るが、誰でも成し遂げられることではなく、プロセスが必要です。
あなたの立候補を、笑って後押しした連中は、本気であなたの夢を叶える気が無いか、ただのマスコットにしようと思ったか、どちらかです。是非、地道に経験を積んでいってください。めんどくさがらずに。
2、本人からしたら意識高く考えて俺は頭いいと思ってるんだろうけど、その思考を利用され単なるおもちゃや広告塔として利用するのが大人。いつの間にか利用され尽くされて、ポイ捨てされることのないように引き返せるときに引き返しましょう。
3、折角興味があるんだから、大学で勉強したら良いのに。シールズの奥田くんも勉強そっちのけで活動してたけど、最終的に大学院で政治の勉強してたでしょ。大学の勉強だけが全てではないけど、体系的かつバランスのいい知識を得るには大学に行くのが手っ取り早いし確実です。現場の経験だけではどんなに仕事ができても、視野が狭くなってしまう。現場経験が一番大事だと勘違いして勉強していないために、役所にトンチンカンな要望や質問をして失笑される議員は沢山います。偽科学やビジネス右翼の講演を聞いて勉強した気になったり、酷いとショート動画で外国人政策の勉強しましたと言い張る程度の低い議員も居ます。
若いうちに限らないけど、勉強できる時にきちんとした勉強したほうが良い。
4、れいわの代表選挙は山本太郎氏が当選するのが確定している様なもので話題作りの一環として候補を集めての形式的に行われただけだと感じています。また、代表選に挑んだ高校生は落選して良かったと思います。れいわの一部の議員は今から50~60年前の学生運動時代の活動家の様であり、実際に過激派の中核派が選挙に際して機関紙でれいわへの投票を呼び掛けていたりもしているので、そういった集団の影響を受けかねないと危惧しておりました。更に、先の衆議院選挙の際には中国の駐大阪中国総領事がれいわ新選組への投票をSNSで呼びかけたりもしているので、中国共産党、革命的共産主義者との関りが強い印象で選挙の際に有権者は注意が必要だと感じています。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3fab8ecf075f0a5a451fa16f2a015637c0bacacf,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]