事件概要:2025年度、歯科診療所と歯科技工所の倒産件数が39件と過去20年で最も多い数字となりました。歯科医療業界はコンビニ店舗数を上回る規模を誇るものの、コロナ禍による支援策終了、材料費の高騰、中東情勢によるナフサ不足などが影響し、経営が悪化。経済的負担に加え、後継者不足や高額設備の必要性がさらなる課題となっています。診療報酬改定で歯科技工士の賃上げが図られますが、材料費上昇が改定効果を減じる懸念が進んでいます。

コメント:歯科医療業界の倒産件数が過去20年で最多となった事実は、現状の深刻さを示しています。支援策の終了後、コストの高騰に加え、中東情勢による材料不足が追い打ちをかけたことには、制度の欠陥と構造的な問題が見え隠れします。この倒産の増加は、単なる経営難を超え、医療体制の維持が危うくなる課題であり、社会全体が関与すべき問題です。
根本的な解決策として、まず政府は医療業界への継続的な支援策を設けるべきです。たとえば低利融資を再開し、倒産を防ぐ基盤強化を行う。また、材料費の高騰を抑えるため貿易政策の見直しや輸入ルートの多様化が不可欠です。加えて、後継者育成を推進するため、開業準備支援や税制優遇措置を設け、若手医療従事者が安心して業界に参入できる仕組みを構築することが求められます。
患者の健康を支える歯科医療の重要性とは裏腹に、現状の支援制度や経済政策がその価値に見合うものとなっていない点は痛烈です。医療の根幹を支えるこれらの現場が健全に機能することこそ、人々の生活と安心を守る社会の最低条件であり、より鋭い監視と迅速な行動が必要とされる時です。
ネットからのコメント
1、歯科が沢山あるのは助かるが、歯垢除去、検診、悪ければ虫歯治療だったが、歯のコーティングみたいな不必要な治療を進められたり余計な事を進める歯医者が増えた、テナントに入ってる歯医者は大体そうだ、昔ながらの自分の建物で営業する歯科は変わらずいい仕事を安くでしてくれる、ある時は歯がかけた時あるテナント歯科ではインプラントが必要と言われ、昔行ってた歯医者に行くとなんてことなく、レジンで肉盛りして修復、価格は20分の1くらいですんだ、悪徳歯医者は潰れて当然、有給取ってでも信頼できる先生に長く見てもらうのが良いですね。
2、海外に行くと、日本の歯科医師の扱いや評価の低さに驚かされます。日本は「安く・いつでも・細かく治療できる」環境を維持してきましたが、その裏で、歯科医療従事者や技工士の負担に依存してきた側面も大きいと思います。物価や材料費、人件費が上がっているのに、保険点数だけでは吸収しきれない。その結果、設備投資や人材確保が難しくなり、倒産や閉院が増えているのは自然な流れです。「歯医者はコンビニより多い」と言われますが、実際には地域差がかなりあります。地方では高齢化した開業医も多く、技工士不足も深刻です。今後は“近くに歯科医院があっても、十分な治療を受けられない”時代が来る可能性はあると思います。日本の歯科医療は世界的に見れば非常に高品質です。ただ、その品質を「安すぎる価格」で維持し続けることには、もう限界が来ているのではないでしょうか。
3、患者さんが使った医療費のうち、一部負担金を除いた金額を国に請求するレセプトという制度がある。都道府県ごとに1人が1月当たり利用した平均の金額(点数)が公表されているが、全国で20年前と比べると3分の2、30年前と比べると2分の1くらいになっている。
しかし保険診療で出来る範囲はそれほど拡大されているわけでは無い。デジタル化による差別化と簡単にいうがそもそも医療危器械の単価は他の業界と比べて高額であるにも関わらず保険点数は経費を度外視、下手をすると持ち出しを強要するような点数になっている。つまり仮に導入しても返済出来るだけの収入が確保できる保証は無い。そうなると差別化を図ることでますます負債を膨らませる結果になる。稼ごうとすると強引に自費診療へ、ということになる。無駄遣いすることは決して許してはならない。しかし物価上昇や人件費上昇を完全に無視した現行制度は必ず破綻する日が来る。
4、コンビニより多いといつも言われるけど、一つの店舗で処理できる人数に雲泥の差がある。で、多分地方からだけど、高齢者率爆上がりの2040年頃から、如実な歯医者不足起きると思うよ。歯科医師も高齢化してるから。通いたくても通えなくなると思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f43ecf3f60ce735ae7fea92617bb017a48919ffe,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]