24日未明、ロシア軍は最新式中距離弾道ミサイル「オレシニク」や無人機を用い、キーウを中心にウクライナ各地へ大規模攻撃を実施した。ゼレンスキー大統領によると、ロシアは計690発のミサイル・無人機を発射し、住宅や学校、市場などが被害を受け、キーウと近郊で4人が死亡。オレシニク使用は侵攻開始以降3回目で、ロシア南部アストラハン州から発射された。ロシア側は、ルハンスク州の教育施設などへの攻撃に対する報復だと主張している。

報復の名目で都市部に690発ものミサイルや無人機を撃ち込み、住宅や学校、市場まで標的になる現実は、もはや「軍事作戦」の範囲を超えている。しかも迎撃困難な最新式ミサイルを誇示する形で使用する行為は、住民への恐怖を最大化する威嚇そのものだ。問題の本質は、軍事力を外交や国際法より優先し、民間被害を“圧力手段”として容認する構造にある。
これを放置すれば、世界中で同じ論理が再生産される。必要なのは第一に、防空システム支援と避難インフラ整備の加速。第二に、民間施設攻撃への国際的制裁を即時かつ自動発動する枠組み。第三に、兵器供与国や仲介国を含めた停戦監視体制の強化だ。力で沈黙を強いる国家が得をする前例を作れば、次に壊されるのは他国の平和ではなく、国際社会そのものの秩序である。

ネットからのコメント
1、毎日のようにミサイルやドローン攻撃のニュースが流れてきて、本当に終わりが見えん。お互い引くに引けない事情があるのは分かるけど、そろそろ終戦に向けて動いてほしいと思う。正直、トップが変わらない限り状況が動かないのでは、と感じる部分もある。最初はウクライナを支援する流れだったのに、今はアメリカやEUの思惑も絡んで、“勝たせもせず、負けさせもせず” の状態で戦争が長引いているように見える。
誰が得をして、誰が苦しんでいるのか。そこを考えるほど、やるせない気持ちになる。
2、ロシアの春季攻勢がほぼ失敗し、前線は現状で安定し始めている上に、ウクライナによる長距離ドローン攻撃で石油関連施設やインフラへの打撃が続き、戦勝パレードの際には攻撃を恐れるあまり勝手に停戦を発表して、パレードには戦車や戦略核ミサイル部隊を出さないという体たらく。もはやロシアには占領地を維持するくらいしかなく、追加で徴兵を行わなければ次の攻勢を行うことは難しいだろう。もちろんウクライナも占領地の奪還などかなり困難だと思うが、もう停戦の時期なのではないか。
3、もしロシア側の攻撃がエスカレートして核兵器使用を実行した場合は、ロシアを国連から永久的に追放し、経済制裁も永久的に実施して、オリンピックの参加資格も永久的に参加出来なくする。つまり完全に国際社会から、締め出す事が必要だと思う。
4、ロシアが今回の攻撃でオレシニクを使ったのは、純粋な戦果よりも「見せる」ことが目的です。690発の攻撃のうち使用はわずか数発。
これは希少品だからこそ成立する威圧です。量産が進んでいない理由は明確で、制裁による部品調達の壁と、ロシアの防衛産業が「作れる体制」より「開発・実証」に偏ってきた構造的な問題があります。面白いのは、量産できないという弱点が逆に機能している点です。使うたびにニュースになり、NATOへの警告として報じられる。希少だから価値があり、価値があるから少数でも効く。兵器の希少性が外交カードになっている状況です。量産が本格化すれば消耗品になり、シグナリング効果は薄れます。今はその前の「ちらつかせる段階」と見るのが自然でしょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ce2cb85057e270dd13262e11e921366aef82dd77,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]