石破茂首相(68)は、参院選での自民党大敗を受け、党内から退陣圧力を強められている。8日の両院議員総会では、総裁選の前倒し実施の是非を決める手続きが総裁選管理委員会に委ねられ、「首相を降ろす装置」が整ったと政治評論家・田崎史郎氏が指摘。早ければ8月末、遅くとも9月第1週に退陣表明の可能性があり、総裁選は9月中に行われる見通し。
10月1日の就任1周年を迎える可能性は低く、勝ち抜くには支持確保が困難と予測されている。
政権の命運が一握りの議員数と派閥力学で左右される現状は、国民の政治参加の形骸化を如実に示している。党内抗争が政策より優先される構図は、政治の信頼を蝕み、国家運営を短期的な権力ゲームに貶める。まず、総裁選ルールを透明化し、日程や条件を党員・国民に明確化すること。次に、党内意思決定過程に外部監視機関を設け、不透明な派閥取引を制限すること。そして、政権交代時の政策継続性を担保する仕組みを法制化し、選挙で示した公約が権力闘争で無に帰さぬよう保証することだ。権力は「誰が持つか」より「何をするか」で評価されるべきだ。政治がこの原則を見失えば、国民は政治そのものに背を向けるだろう。
ネットからのコメント
1、言い方が石破降ろしというから違和感があるのであって、周りに理解を求めるというのだから、総裁選を前倒しして自ら立候補をして党内に信を問えば良いのですそうすれば信を得られるのかそうでないのかがはっきりするでしょう負けるからと逃げるのならば、総裁たる資格はすでに失っているのと同じですそもそも立憲共産党の支持者から熱烈歓迎辞めるなコールされる自民党総裁って、それだけでも終わってます石破さんに続けてもらえれば自民党を潰せると言われているのと同じですよね来たる総裁選は前回石破さんに入れた議員は道義的に自粛するのが筋ですあまりにも人を見る目がなかったのだから、次回以降に出直して下さい参院選に負けたのは裏金のせいではなく、石破路線と立憲共産党ですその共通点は緊縮財政の親中派ですその負けた者同士が手を握ろうとする最悪なシナリオも進もうとしています次の内閣への民意は、明らかに積極財政派です
2、この記事を見ても、石破首相の態度を見ても、数多いる自民党を支持する政治評論家、政治学者、マスコミの姿勢、直近3回の選挙結果を甘く見過ぎてやしないか。自民党が与党に居ること自体、大きな疑問符が付されているにも関わらず、誰が総裁総理になるんだ、とか、小泉さんがどうだ、高市さんがどうだとか、何を言ってるんだ、と。マスコミ、政治学者、政治評論家は、論調やベースを転換し、与党に対する破壊的な批判を展開すべきではないか。ここ1年ばかりの失政ばかりか、過去30年の日本の低迷を鑑み、全否定するぐらいの論調が欲しい。事実長年の失政の一つがコメ政策で、増産どころか平均年齢70歳の老人集団ではないか。コメを守るとか言っているが、コメも国民も守れていないではないか。
3、自民党若手は退陣を迫ってる訳では無い、ただ総裁選前倒しを求めてるだけだろ。石破もやり残しがあるからとの理由で退陣をしないならば、総裁選で出たら良いだけの話。まぁ当選する事はほぼ無いだろうけど。前回決戦で高市では無く石破に入れた生みの親の岸田も悪い、岸田にも責任がある。
4、いや9月迄は持たないだろう。8月いっぱい迄だと思うが。もう党内が持たない。そう言えば9月2日がどうこう言っていたので、9月もあり得るのか?いずれにしても、石破氏では無理だ。これだけ世論からも、自党からも野党からも責められたら。左派党系の石破辞めるな、がどれだけ効果があったのかは知らないが、自民側が分裂してしまう。自民側は分裂する事無く、総裁戦を行うべきだ。自民側も立民側も分裂したらバランスが取れなくなって国内が崩壊してしまう。そうなって喜ぶのは、中露朝ぐらいのものだ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e5876861a39711e2e39d96ba9383a7113fe32877,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]