【事件概要】
静岡県伊東市の田久保真紀市長(55)は、大学除籍歴にもかかわらず「東洋大学法学部卒業」と公表していたことから、学歴詐称疑惑が浮上。市議会は7月7日に全会一致で辞職勧告を決議し、本人も当初は辞任と出直し選挙への出馬を表明していた。
しかし7月31日の定例会見で一転、続投の意向を表明。辞職を示唆した7月18日、28日の発言と矛盾し、さらに百条委員会の証人尋問も拒否。SNSでは12時間で900件超の賛否コメントが殺到している。
【コメント】
公職者が学歴を偽り、疑惑が明らかになった後も釈明を曖昧にし、辞職の意思を翻す。この一連の行動は、民主主義の根幹である「信頼」に対する明白な裏切りである。形式だけの説明や曖昧な卒業証書の“チラ見せ”は、説明責任の放棄に他ならない。加えて、百条委員会の証人尋問を拒否する姿勢は、公的な説明義務の否定に等しい。
問題の本質は、制度として市長の経歴審査が極めて甘く、市民の知る権利が軽視されている点にある。また、辞職表明からの翻意が自由に許される現行制度の欠陥も露呈した。
解決策としては、①選挙立候補時の学歴・職歴の厳格な証明義務化、②経歴虚偽に対する即時解職ルールの整備、③地方議会に対する証人尋問拒否時の罰則強化が急務である。
「市長としての仕事を果たしたい」との言葉も、正当な信頼がなければ空虚だ。誠実さなき“公約”ほど、民主主義を蝕む毒はない。
ネットからのコメント
1、市長としてきちんと仕事をしてくれるなら、最終学歴が高卒だろうと別に気にしない。最初に潔く「ごめんなさい!見栄張りました!」ができてれば、もしかしたら現状は違ったかも。でもこの人は学歴を偽った上にそれがバレた後も嘘を重ねて、今ものらりくらりと追求をかわしてる?状態。百条委員会にも、「何が理由で行かなければならないか分からないから行かない」みたいなこと言って出ない。そんな責任感のない人は市長として信頼できないんじゃないかなぁ。
2、メガソーラーは前市長時代から市として反対、条例も制定して工事を止めている。田久保氏が市長どころか市議になる前の話なので、政治家としての成果ではない。メガソーラー反対だから潰されたなどのデマを撒き散らしてるのは自分で情報を調べられない残念な人。
参政党支持者に特に多い。市長選では共産党議員が支援してた事も知らないだろうしね。
3、まるで田久保氏に対する支持・不支持が拮抗しているかのような書き方に違和感を覚えます。肌感覚では、メガソーラーうんぬんよりも、学歴詐称の反省がないばかりか、さらに無理筋な言い分で市長の椅子に執着をみせる田久保氏への批判の声のほうが、もはや圧倒的に多いと思います。
4、この人は政治家を自分のためにやっているような人に見える。市民や市で働く職員のことなどは微塵も考えていない。昨今は人格が疑われるような政治家が出てきたね。この人を支援する人たちにしてもメガソーラーさえ反対できればどんな人間でも良いといった、目的のためには手段を選ばないような考えではダメでしょう??少なくともこの市長のこれまでの対応を見る限り一旦、自分が苦しい立場に追い込まれるとその支援者たちすらも簡単に裏切るような気がします。自己保身の強烈に強い人だから市民でも支援者でも平気で踏み台にして自分だけ逃げるでしょう??本来なら最も人の上に立ってはいけないタイプの人ですよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/86bc06f830c2e7fb8b401f10daefdff0e4917b88,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]