12月25日、インド北部バラナシのガンジス川で、サンタ帽をかぶり赤い水着姿の日本人男性が沐浴を試み、付近の住民が強く注意する騒ぎが発生しました。ヒンズー教の聖なる川であるガンジス川では、宗教や慣例への配慮が欠けていたとの指摘があり、男性側は謝罪したとのことです。住民からは放尿行為の疑惑も上がっています。同川は水質汚染が深刻ですが、巡礼者や観光客の沐浴が続いています。
この事件は宗教的感情や観光の倫理に焦点を当てています。

日本人男性の行動はガンジス川を崇めるヒンズー教の価値観を無視した点で大きな問題をはらんでいます。まず、宗教的聖地の理解や尊重が欠如している状況は極めて異常です。文化摩擦が生じる理由の一端には、不適切な情報不足、観光目的の行動での倫理意識の欠如が見られます。
この問題を解決するには、海外渡航前に現地の宗教的習慣や重要事項を徹底的に調査する枠組みを設けるべきです。また、旅行会社やガイドが宗教的配慮の重要性を強調する研修を義務化すること、公式にルール違反への警告を周知する掲示やキャンペーンを行うことが求められます。さらに、観光客向けに一般常識や文化理解を促進する教育的イベントの開催も有効でしょう。
異文化間の交流には尊敬が欠かせません。今回の行動は現地の価値観を傷つけるものであり、日本人としての礼儀や道徳観の欠落が露呈してしまいました。
旅行者は世界を楽しむ場合、自国の「自由な精神」だけでなく、相手国の「敬意」をも背負うべきです。さもなければ楽しみは、不快感となり相手国に深い傷を残します。
ネットからのコメント
1、日本でもお祭りの時だけ大学生が自分の友人達を10人近く呼びよせて大はしゃぎで祭りに加わるけど日本の昔からの伝統の掛け声とか歌を茶化して大笑いして進行を妨害する。みんな苦虫を潰した顔してるのに大はしゃぎで自分達のやりたい放題あれを外国でもやってるだけだろう1人ではできなくてもチキンが複数人集まると無敵
2、日本に来るオーバーツリズムの外国人を批判するが、こういう記事がでると日本人もどうなのかと思ってしまう。旅行に行く際は現地の事を調べるのは基本ではないのか?非常に悲しい気分になる内容です。
3、だめだわ。やっぱり相手国に対するリスペクトと配慮が必要。日本に来た外国人にも我々日本の文化を尊重してもらうのと同時に、我々も外国に行く際には相手国に配慮しないとだめ
4、事前に調べるべきだった。という観光ガイドの言葉、、旅行以前のこんな当たり前の事を指摘されてもたぶんこの手の方々には響かないんでしょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/df285877a42f4873e62d892ac3f3a42d2c788dfa,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]