10月18日、中国の傅聡国連大使は国連総会で日本に対する批判を展開しました。彼は高市総理大臣の台湾有事に関する発言を例に挙げ、過去の植民地支配について日本を非難しました。傅大使は高市総理の発言が戦後の国際秩序を脅かす可能性があるとし、その撤回を要求しました。これに対し、日本の山﨑和之国連大使は中国側の主張を「根拠がない」として反論し、見解の違いを対話で解決する必要性を強調しました。
また、中国は以前にも国連事務総長に関連書簡を送り、日本批判を行っており、安全保障理事会での発言でも撤回を求めています。

この状況は深刻で、歴史認識をめぐる国際的な緊張を反映しています。過去の侵略の痛ましい歴史は、完全に無視できるものではありませんが、二国間の対話を通じた平和的な関係の構築に力を注ぐべきです。歴史認識の問題が国際関係を阻害する中、今回の事件は国連の場で不安定な要素を持ち込みました。
歴史の正確な検証と情報開示:国際的な学者の協力を受けながら、事実に基づいた歴史研究を進めるべきです。
教育の強化:歴史教育の強化によって、誤った認識の進行を未然に防ぎ、国際的な理解を深めることが求められます。
対話の場の設定:公式な政府間会合や学術会議による継続的な対話を通じて、歴史認識の調整を図る必要があります。
歴史を単なる過去の記録としてのみではなく、未来の平和構築の礎として捉えることが重要です。批判の応酬ではなく、対話と協力を基盤にした関係改善が急務です。
ネットからのコメント
1、自国内ではウイグルやチベットの人々を迫害し、沖縄では息のかかった為政者や学者を使って沖縄の日本からの独立を煽ろうとする。そのような行いをしてきた国の言葉を世界の他の国々が信用するわけは無いでしょう。外交の場において感情的になって理不尽な行動を押し通せば、周囲の評価は下がる一方です。日本は中国の情報戦に屈することなく、事実的根拠を以て粘り強く、国際社会に日本の立場の正当性をアピールすることが大切だと思います。
2、昔に比べて今の中国の方々はだいぶ物分かりが良くなったと感じますが、やっぱり忖度ある立ち位置の仕事をされてる方々は、年代的に見ても昔から変わってないですね。言ったもんがちであり、引かない姿勢はこれからも変わらないと感じます。アメリカの援護があって嬉しいかもしれませんが、それに頼るのではなく日本政府は今の主張を貫いて問題ないと感じます。
3、一部については侵略ではなく、請われてのものですし、日本ほど植民地に対して、学校を作り、インフラ整備を行った国はないですよ。植民地支配を行ったと言うのなら、欧米各国も入りますし、日本だけを批判するのは的外れもいい所。植民地支配を正当化するつもりはありませんが、それがその時代は違法でもなく、そういう時代を経て今があるんです。むしろその時代に逆戻りし、その時の支配側の思想に1番近いのは中国です。
4、中国が国連の場で日本を批判する一方、自国の行為には深刻な問題がある。中国は長年にわたりチベットやウイグルで宗教・文化の抑圧、恣意的拘束など国際社会が強く懸念する人権侵害を行ってきた。また朝鮮戦争では国連軍に武力介入し、多大な犠牲を生じさせた結果、朝鮮半島の分断を固定化させた歴史的責任も負っている。さらに台湾に対しても軍事的圧力や威嚇を強め、民主的な社会に対する人権弾圧の危険性が指摘されている。こうした行為を顧みず日本を一方的に非難する姿勢は、国際社会の信頼を損なうものであり、まず自国の人権状況と歴史的行動を省みるべきである。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d4d18f498183d8c2d5b69e5477bc405da5089a5b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]