ドイツのスポーツウエアメーカー「プーマ」は、米国の輸入関税の影響や「スピードキャット」の需要低迷を受け、2025年に大幅な赤字に転落しました。税引前損失は3億5720万ユーロで、前年の利益5億4870万ユーロから大きく悪化しました。これに伴い、2025年の配当も中止する方針が発表されました。一方で、損失額は市場予測をわずかに下回る小幅な結果に。プーマのCEOであるアルトゥール・ホルド氏の下、コスト効率化プログラムなど再建策が進められていますが、2026年も最大1億5000万ユーロの営業損失が予測されています。2025年の売上高は前年比8.1%減の73億ユーロで、減収ペースはやや鈍化しましたが、依然厳しい状況が続いています。

プーマの業績悪化は、多くの要因が複雑に絡み合った結果とはいえ、問題の背景を改めて整理する必要があります。
まず、輸入関税の負担が業界全体に与えた影響は明白で、これが競争力を削いでいます。しかし、根本問題はそれだけではありません。商品の魅力度や販売戦略の最適化が十分になされていない可能性があります。特に、ブランドの核となるスポーツウエアの需要低迷に関しては、顧客ニーズを的確に捉えられていないことが疑われます。
解決策としてまず、製品デザインの刷新や消費者目線での市場調査が不可欠です。また、高コスト構造を見直し、新たな技術や効率的な生産体制を導入することで利益率を改善することも急務でしょう。その上で、多様なマーケティング手法を活用し、新興市場への進出やデジタル強化を通じて新たな顧客層を開拓することが求められます。
競争が激化する現在の市場環境では、企業として自己革新の精神がなければ生き残ることは困難です。プーマにはかつての輝きを取り戻す力があるはずですが、現状維持に甘んじることなく積極的な改革に乗り出すかどうかが成否を分けるでしょう。
ネットからのコメント
1、アディダスとプーマは、かつてドイツのダスラー兄弟が共同経営していた靴工場が、兄弟の不仲により分裂(兄ルドルフが「PUMA」、弟アドルフが「adidas」)して生まれた、世界的スポーツブランドのライバル関係です。
同じドイツの町に本社を置き、長年技術力とマーケティングでしのぎを削ってきましたが、現在ではアディダスが売上・規模で大きく上回っています。
2、トランプ関税でも赤字まで行かずにうまくやれてる企業もあるんだけどね。無配とは。ところで、おれが少年のときプーマは金持ちの子供で、ウチなんかはピューマっていうばったものしか、買ってもらえなかったよ。それでもカッコつけててうれしかった。それほどブランド力あるのに。
3、日本人ならミズノやアシックスのシューズが一番快適なのに、無理して欧米メーカーの靴を履くのが理解できない日本人は欧米への憧れが強すぎるので良いものかどうかより、ブランドで選ぶんだよね最近はアシックスが海外で評価されてる事が知られてるので売上は好調らしいけど、評価基準が外国というのは残念だよ
4、PUMAは、特に目新しいライフスタイルモデルもリリースされず競技用もパッとしないし過去のアーカイブもNIKE・ADIDASに比べると見劣りするしでReebokと似たイメージ。かと言ってReebokほど値引きもしないので、それ以下の位置づけなのかな。
HOKAやONなど新たなブランドも台頭してきて、以前のように名前で売れる時代ではなくなったってことですかね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/4bbc895c77965017224064c2caea1541490db75f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]