西暦2023年3月30日、参議院本会議において新年度の暫定予算が成立しました。総額約8兆5600億円の暫定予算は、新年度開始後の社会保障費、公務員の人件費、小学校給食無償化などを支える「つなぎ」の予算として編成されました。政府が暫定予算を編成するのは11年ぶりのことで、新年度予算の審議完了を待たず、高校授業料無償化などの措置が4月1日から施行されます。立憲民主党が過半数を占める参院で議論が難航し、本予算の年度内成立は断念され、暫定予算で対応する形となりました。この事態は、高市総理が衆院において予算案審議時間短縮を強力に推進していた状況の中で起きました。

政府が11年ぶりに暫定予算編成を迫られた背景には、与野党間の対立や国会運営の不調が見え隠れします。制度上は運用可能な措置であっても、本予算の年度内成立を断念せざるを得ない状況は、行政の計画性に欠ける証左とも言えます。
衆院で審議時間を強行的に短縮したことは、野党主導の参院においてさらなる反発を招きました。今回の暫定予算の成立は、社会福祉や教育分野の喫緊の需要を満たす面では評価できますが、政治的妥協の産物である点も否めません。
このような事態を防ぐには、以下の改革が必要と考えます。
国会審議プロセスの透明化:与野党が均衡を保った議論の公開と透明性の確保。長期的予算編成の計画性強化:年度内成立を目指したスケジュール管理の徹底。合意形成の促進策:審議時間短縮に頼らず、実質的な協調を促す対話型の会議体制への転換。暫定予算の成立で一部の解決は図れたものの、国会運営における構造的欠陥が露呈しました。このままでは、国民生活に直接影響する施策が政治的駆け引きの中で翻弄され続ける危険を孕みます。成熟した民主政治を目指すならば、一刻も早い根本的改善が求められます。
ネットからのコメント
1、私立は民間企業ですから、独自の教育、設備の充実など、学生に魅力的に見えるような自助努力が可能。一方公立高校はそれができない。公立に落ちて、私立に行かざるを得ない、所得が少ない家庭に補助金は分かる。
でも一律って、ただただ国の方針に黙って従わなければならない公立を衰退させていくだけじゃないかな。そういうデメリットはちゃんと議論され尽くしたのかとても疑問。
2、小学校の給食の無償化だけど、これまでの給食費の未納分を収めた家庭のみ対象にするってことはできないのかな。「学校が勝手に給食を出してるんだから、金払う筋合いはない」と、信じられないような文句で支払い逃れしてる家庭もあると聞く。逃げ得はダメだと思う。
3、うちは小学生いませんが、給食無料化よりも質を上げて欲しい。全国どこの学校でもしっかりした給食が出せるようにする方がいいのでは?すごく質素な給食の写真とかがSNSに上がってるのをよく見かけます。決まった額の税金で質素な給食になるよりは助成金学を増やして質を上げた方がいいのでは?
4、この8兆円の流れを見ると、現役で支え続けてきた独身の氷河期世代の懐の深さには頭が下がりますね。自分たちが恩恵を受けにくい立場にありながら、次の世代や子育て世帯に資源が回る構図を静かに受け止めている。
その我慢強さと社会全体を優先する姿勢は、なかなか真似できるものではありません。こうした見えにくい支えがあるからこそ制度が回っていると思うと、その心の広さは本当に素晴らしいです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/44642ae1199a9e42fc0ea5677dc01d4f2fbd0c6c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]