宮崎県高鍋町の「高鍋温泉めいりんの湯」が、今月末で閉館すると発表されました。2001年開業の同施設は、2020年に高鍋町から宮崎市のメモリード宮崎に無償譲渡されて運営が続いていました。しかし、源泉から供給されるお湯の量が年々減少し、2023年2月にはピーク時の10分の1以下にまで減少。露天風呂の休止や営業時間短縮などの対策を講じたものの、利用者数が前年同期比4割減少し経営が悪化。復旧工事が検討される中、町による閉館通知があり、最終的に営業継続は困難と判断されました。なお、施設は食事関連の事業は継続する予定です。

このニュースは【批判型】 問題の根本が地域資源管理や事業継承のあり方にあるため、批判的視点が適切です。
「高鍋温泉めいりんの湯」の突然の閉館は、一地方温泉施設の経営問題に留まらず、地域資源管理の失策を浮き彫りにしています。
源泉の湯量が急激に減少し、利用者の4割減を招いた背景には、資源の持続可能性を見据えた計画的な運営が欠如していたことが考えられます。特に、2020年に町が施設を無償譲渡し、経済責任を民間に丸投げした構図は、持続可能な地域経営という観点で大いに疑問が残ります。
町や運営者には、(1)予防的な源泉保護計画の策定、(2)温泉だけに依存しない多角的経営モデルの確立、(3)早期の異常検知と対応策の強化が求められます。また、利用者への事前説明の欠如など、運営側の倫理的配慮にも課題が見受けられます。
地域住民や観光客に愛された施設を閉鎖に追い込んでしまった現状は、悠久の自然資源を軽視した代償といえるでしょう。いかに「地域の宝」を未来へとつなげていくのか。今回の事例を、学ぶべき教訓に変える必要があります。
ネットからのコメント
1、ここは高鍋町が管理していた頃からレジオネラが数回出て問題になった。近くには西都市の西都温泉や、新富町のサンルピナス温泉があるので、時とともにそっちに客が流れていった。サンルピナス温泉に入ったら、「レジオネラの高鍋の温泉には行きたくない」という年配客の声を聞いたことがある。
維持管理費がかかるので民間に無償譲渡したものの、入浴料の値上がりのためにますます近隣の温泉への客離れが進んだ印象。
2、汲み上げるパイプ内部にスケールが付いてしまって除去するには費用がかかる。人件費も高騰しているしペイできなくなってしまったのだろう。同じことは地熱発電でも起きていて普及しない原因の一つになっている
3、温泉井戸の配管が詰まったらどうやって交換するのか、熱湯と高温高圧で想像も付きませんけど、投資回収の見込みが立たないって事ですね。地殻変動でなく。
4、温泉施設で過去に働いていたことがあるけど、温泉の汚れって本当に大変(汗)温泉の成分で作られるスケール除去は大変だからね(汗)温泉の成分中のカルシウムやマグネシウム、シリカ等々が固着して鍾乳石みたいに固まっちゃう。成分によっては湯の花みたいな形にもなる。塊になって形成されていくと本当にカッチカチの石のようになっちゃうし。手の届く範囲でもハンマーで叩いたり鉄の棒でガンガンやらないと取れないし。多分、手が届かないような場所の配管内でスケールが出来ちゃってそれを除去するのに掛かる費用を考えるとって感じなのかな(汗)
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/30de40507d537d9355cb131f5aa65e84be778ebc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]