2002年9月、日朝首脳会談で小泉純一郎首相が北朝鮮の金正日総書記に対し、日本の歴史を引き合いに出しつつ、米英との協調を促し非核化を説得したことが発覚しました。小泉氏は会談で日本が過去に「米英との無謀な戦争に敗れた」と述べ、北朝鮮も「米英には勝てない」と警告しました。英政府が公開した公文書には、小泉氏とブレア英首相の会談内容があり、小泉氏は国際社会との協調の重要性を強調しました。
この資料は、日本が拉致問題だけでなく核問題でも主導的な役割を果たそうとしたことを示す貴重な証拠として評価されています。

小泉元首相の北朝鮮への説得は、日本の戦後の歴史を参考にしながら国際協調を促した重要な取り組みです。しかし、その影響は限定的であり、核開発問題や拉致問題はその後も解決を見ていません。この状況を見れば、日本や国際社会が抱える制度的な欠陥が露呈しています。まず、透明性のある対話プラットフォームを築くことが必要です。次に、国際的な監視メカニズム強化は不可欠です。また、小さな国が持つ独裁体制による独断を防ぐための、多国間での強力な制裁と相互支援が求められます。歴史から学ぶことの重要性がある一方、具体的な行動が伴わなければ、未来は変わりません。国際社会は、この点において一丸となる価値観を強く求められています。

ネットからのコメント
1、私個人は、核を持たないとやられると考えても、今の時代は違和感ない。侵攻されてるウクライナだって、核を放棄する代わりに恒久的な平和を約束したが、ロシアに反故にされ、侵攻されてる。日本も政府の公式見解は持ってないと一貫して発言しながらも、裏では持っていて欲しい。できれば、他国の諜報機関が調べて、日本は持っていると報道されて、持ってるけど、ずっと持ってないと政府見解として、一貫して欲しい。
2、形だけでも良い。脚で蹴り合いしていても手を握りしめて握手するだけでも全然良いと思います。こう言う外交は大事だと思います。是非高市首相にも同じ様な交渉していただきたいと思います。うわべだけでも手を結んでいれば戦争にはならないはずです。仲良くしようとする姿勢は大事だと思いますね。
ロシアとも同じ事です。敵対するわけにはいかないのです。もう2度と戦争しないためには。
3、一の日本が取るべき世界に対する行動の一つかと。過去から日本、すべての日本人は、学びこの戦争という行為自体を否定し、放棄。また、己の失敗からちゃんと学んでるんだとアピールして行く事は大切です。
4、小泉元首相が感情論や対立姿勢ではなく、歴史認識と現実的な国際秩序を踏まえて北朝鮮に非核化を促そうとした姿勢が読み取れます。日本の敗戦を引き合いに出す手法は賛否ありますが、「力では勝てない」「協調こそが生存の道」という実体験に基づく説得だった点は重いと思います。拉致問題だけでなく核問題でも、日本が主体的な役割を果たそうとしていたことは、現在の対北朝鮮外交や安全保障を考える上でも、非常に示唆に富む資料だと感じます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/7e5019bdf308979d744fef631fe87f805b3d536c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]