東大院生でタレントの神谷明采氏（25歳）は、自身のインスタグラムでマイナンバーカードに関する見解を語った。神谷氏はマイナンバーカードの発行は任意であるが、番号自体は全ての住民に割り当てられると説明。カード取得に否定的な声については、それが事実とずれていると指摘した。また、マイナンバーカードに関するトラブルの確率は非常に低く、健康保険証の不正よりもリスクが少ないとの見解を示し、「紙の保険証が廃止されることで、事実上、取得は強制的である」と述べた。

神谷氏の意見に対しては、多くのフォロワーからの賛同の声が寄せられた。

マイナンバーカードの運用に関しては、政府と市民のコミュニケーション不足がますます浮き彫りになっています。神谷氏が指摘したように、カードの発行は形式上任意であっても、多くの市民にとって実質的には半ば強制となってしまっています。この現状は、制度の不備を露呈していると感じざるを得ません。まず第一に、政府は制度の透明性を確保するため、市民に対してさらなる情報提供と意識啓発を行うべきです。第二に、マイナンバー制度の安全性を実証するための具体的なデータを公開し、不安を払拭する努力が求められます。第三に、すべての国民が納得できる形での代替手段や例外措置を検討し、柔軟な対応策を提案するべきです。これにより、制度への理解が深まり、（実質的な）強制感を減らし、国民との間に生まれる不信感を打破できるでしょう。

政府と国民の信頼関係の構築こそが、効果的な社会システムの実現に不可欠です。

ネットからのコメント

1、神谷さんの意見に賛成です。紙の保険証の不正利用による損失は、結局私たちの保険料で穴埋めされており、これを防ぐだけでもマイナ保険証にする価値はあります。私自身、月に数回通院していますが、現場では意外と高齢者の方がスムーズにマイナ保険証を使っています。むしろ、たまにしか受診しない若い世代の方が、食わず嫌いで抵抗感を持っている印象です。頻繁に通院すれば、限度額認定証が不要になるなどマイナ保険証の方が圧倒的に便利だと実感します。今は過渡期で批判もありますが、10年、20年もすれば「なぜ紙だったのか」と思うくらい当たり前のインフラとして定着するはずです。不正を根絶するためにも、法改正して義務化へ舵を切るべきです。

2、マイナ保険証に移行して不正利用を防止すべきです。健康保険証には顔写真がありません。このため他人がなりすまして不正利用できます。詐欺罪です。健康保険証にはICチップがありません。このため簡単に偽造して不正利用できます。

有印私文書偽造罪です。健康保険証の不正利用は外国人を中心に何件も報道されています。日経新聞は社説で報じています。健康保険証の不正利用は事実です。一方、マイナ保険証には顔写真がありICチップがあるので、なりすましと偽造はきわめて困難です。暗証番号ごと貸せば不正利用できるなどと嘯く人もいますが、レセプト調査とログによって不正利用が特定され、貸した人から逮捕される仕組みがあります。なお、資格確認書は顔写真とICチップがないので、健康保険証と同様に簡単に不正利用されます。認知症患者などの要配慮者以外は使うべきではありません。マイナ保険証に移行しましょう。

3、何年か経てば、まだ紙保険証の人たちも、殆どの人がマイナ保険証に変わるでしょう。どう考えても、マイナ保険証の方が良い。運転免許証も兼ねられる。減額認定証を交付してもらう必要もない。今はまだかもしれないけど、国や自治体が実施する更生医療や障害者医療などの受給者証も組み込まれるだろう。70歳以上になると、毎年所得区分に応じて1割、2割、3割の窓口負担見直しがあるため、後から追加請求されるようなケースが起きていだけど、これも無くなる。

これは、病院や保険者の事務負担の軽減にもなる。何と言っても、なりすまし不正を防止できるのも大きいと思う。そう言えば、立憲民主党が紙の保険証に戻す公約を出していたけど、時代逆行の馬鹿げた政治感覚で、改めてこの人たちに政権は委ねられないと感じた。

4、不正されるのが怖いから〜マイナンバーカードは絶対怪しい〜とか言ってる人たち、インターネット、クレジットカード、銀行、スマートフォン、電話諸々使ってる時点で不正や詐欺にあうチャンスは同じ。それと今や勤めている会社でも個人情報はハッカーなら簡単に盗めるパソコンに保存されて、年末調整はインターネットで行われていると思うよ。被害に遭わないためには無人島生活でもしないとだね。