事件概要:80歳の吉川弘さんは、東京都内で一人暮らしをしている男性で、妻を亡くし、持病を抱えながらわずかな年金(約11万円)で生活していた。年金だけでは生活が成り立たず、孤独な日々を送っていたが、突然のぎっくり腰で入院した際、地域包括支援センターの職員から生活保護を受ける提案を受け入れた。生活保護を申請後、医療費負担が軽減され、食生活も改善し、地域とのつながりが増えた。
高齢者の孤立と貧困問題が浮き彫りになり、支援の重要性が示された。
コメント:高齢者の貧困と孤立問題が顕著になっている中で、吉川さんのようなケースは決して珍しくない。年金だけでは生活が成り立たず、孤立が深まる高齢者が増えている現状は非常に憂慮すべきものだ。特に男性高齢者は、支援を受けることへの心理的な抵抗感が強いことが問題の一因となっている。だが、生活保護や地域の支援拠点を利用することで、生活が少しずつ改善される可能性があることを示している。支援を受けることに「恥ずかしさ」を感じる必要はないし、社会全体がそのような偏見をなくす努力をすべきだ。今後は、支援策の普及と、孤立した高齢者に積極的に手を差し伸べる地域のネットワークを強化することが求められる。
ネットからのコメント
1、月11万で生活保護受給出来るなら、多分私達団塊ジュニア世代は相当な数が生活保護になるでしょう。
かくいう私も今のままだと月10万あるかどうかで相当厳しいのは目に見えてます。こんな人間を現役世代は支えていけるのでしょうか?
2、ここのコメントみると、どの世代も企業に勤めた一部分の人たちが『当たり前』とされてるのかな。うちの父は、82。農家の次男で集団就職で田舎から15で出てきて町工場で工場長。そのまま定年退職、70まで、委託社員となって働いて。遊ぶことをしらず、朝早く出ていき毎日ぴったりの時間に帰ってくる、そんな真面目な父でしたが、お金全くありませんでした。退職金は200万円もでなかったし、基本給は低かった。今の時代なら無知を責められるのかもだけど。中卒で、国がそれを推し進めて、そういうものだと思って生きてたんだと思う。ご飯が食えれば言いって考えで1つも贅沢もしない人です。それでも、家族のためにとお金を貯めて家を買い、車を買い、保険もしっかり払って『ちゃんとした』生活を送ってただけだけど、病気が保険対象外なものだったり想定外が少し重なるだけでも、日本はそもそもが豊かじゃないとカツカツの生活にはなってしまうと思う。
3、80歳まで自力で持ったなら、後は生活保護にお願いしても良いと思います。だいたいからして、現状の年金制度は「子世帯と同居」で設定されている。子が同居していて、親が年金生活に入れば、子世帯が家の修繕、家電の買い替えetc共用部分の光熱費などを負担などしていれば、貯蓄が無くなっても11万あればまあなんとか健康な生活を送れる…です。
4、退職金があるのでは?と思っている人も多いだろうが、中小企業の場合、退職金が信じられないぐらい低いことも多い。35年勤めても退職金が300万程度ということはザラで、酷い会社だと退職金制度が無い場合もある。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b512bf599e7310816e2caa01c727ae3b6047093d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]