2025年夏の甲子園で、愛媛代表の済美高校は、1回戦で兵庫の東洋大姫路と対戦しました。済美は2017年にベスト4進出の実績を持つチームで、2018年には優勝候補を次々と破った実力校ですが、今回は5対3で敗退。試合の途中で3対3に追いつく場面もありましたが、相手の強力な打撃に圧倒されました。
これで愛媛代表は4年連続で初戦敗退となり、最近10大会では7勝10敗の成績となっています。済美の田坂監督は、今回の敗北を「相手のレベルの差」とし、今後の成長を誓っています。
済美高校は、敗れはしたものの、相手の強力な打撃陣に対しても粘りを見せました。その姿勢には大きな期待が寄せられるものの、冷静に見ると、全国の強豪との差は明確です。特に、打撃力や試合運びの部分ではまだ足りない部分が見え隠れします。監督の田坂氏が語ったように、「甲子園に戻ってやり返したい」という意気込みには共感を覚えますが、これだけでは足りません。次回の大会に向けて、まずは四国大会を突破し、全国で通用するレベルまで戦力を整える必要があります。競り合いの中で勝ちきれる力、圧倒的な打撃力、そして投手の安定感が求められるでしょう。
ネットからのコメント
1、松山商対熊本工の歴史的決勝戦は凄かったです。以前は地元出身者がほとんどを占めてました。有望な中学生たちが私立の野球強豪校に進学するようになり、地方の学校は選手の獲得に苦労するようになってる昨今、愛媛に限らず全国では上位に入ることが難しくなってきている事は否定できないと思います。野球留学を否定するわけではありませんが、全日本中学生代表に選ばれるような選手たちが是非地元から甲子園優勝を目指していただければ甲子園大会も楽しみが増えるように思います。頑張れ地方!
2、田坂監督は東洋大姫路をよく研究して、いまの戦力で一番ベストなゲームプランを考え、そして実行できたと思う。惜しかったのは左腕田河の調子が期待したほど良くなかったことと6回の攻撃で守備妨害とられたのが痛かった。愛媛県のレベルが低下しているとよく言われるが、有望選手が県内の各校に分散してしまうという構造がある。他県の出場校は140キロ台の投手を複数もつチームが多いが愛媛県内では140キロ投げる投手はなかなか現れない。済美の歴史をみればやはり2004年の一期生チームが歴代最強だったと思う。
田坂監督がそのチームにおとらないくらいのチームを作ってくれることを期待している
3、愛媛の名監督と言えば、一色さん、窪田さん、澤田さん、上甲さん、宇佐美さん、大野さん (他にも大勢居られると思いますが)。守備が鍛えられていて、投手中心にバックが盛り立てながら、勝負強いスラッガー(体躯の良い)が居て、泥臭い野球で終わってみたら相手より1点多くとっているイメージ。奇跡のバックホームが有名ですが、2001年の松商 vs 平安もとんでもなくレベルの高い内容です。結果としては、松商が守り勝つんですが、伝統校同志のジリジリとした守り合いというのは、ああいう試合のことだと思います。来たれ、復活の時!
4、出場校を見れば、済美を含めて私立が多くを占める。松山商業が活躍した時代は、公立が多く他県でも商業高校が出てきていた。今は、私立が全国的範囲から有力な中学生を入学させ、地元出身者がほぼいない学校もあるだろう。結局のところ、どれだけの選手を集められるかという問題。他のスポーツも同じ。ただ、稀に公立が勝ち上がってくることもあり、高校野球の面白いところだ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f897edebb31a385b7b75d4866d5a73f0919321ab,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]