地球温暖化が進み猛暑が続く中、日本国内でのコシヒカリ栽培が難しくなっている現状が浮き彫りとなった。米農家は高温障害で稲の品質・収量減少に苦しみ、特に夏の猛暑期に不稔や白未熟粒が発生し等級と買い取り価格が大幅に低下している。高温耐性品種「ふさおとめ」や「ふくまる」などの普及は進むが、コシヒカリの粘りや食味に匹敵する完全な代替品の開発には至っていない。また、農家は収穫期の集中による作業負担と経済的な選択を迫られている状況だ。気候変動の影響は深刻で、日本の米作り全体が岐路に立たされている。

コシヒカリの栽培が気候変動により危機に瀕している現状は、日本農業の制度的対応力の脆弱さを浮き彫りにしています。この問題は、単なる個別農家の営みではなく、国全体の食の安全性や文化財産が揺らぐ事態だと言えます。まず第一に、気候に適応した新品種の開発に予算を集中すべきです。
現在の研究進捗は歓迎されますが、もっとスピード感を持ち、気候変動の速さに追いつく必要があります。次に、農家への補助金や栽培転換支援を抜本的に増加させ、リスク分散を図るべきです。そして第三に、高温障害による収量低下によって生じる米価の下落を防ぐ最低価格制度の整備が不可欠です。
なぜこれほど重要なのか。それは、私たちが日々当たり前に食べる「ご飯」がただの食品ではなく、内外で尊重される文化の象徴であるからです。このまま放置すれば"豊かさ"の象徴である日本の主食が、経済の荒波に飲み込まれ消失しかねません。「生産者の努力で何とかする」という限界を超えた現状に、国全体で立ち向かう時が来ています。
ネットからのコメント
1、私の田んぼではコシヒカリではないですが、15年前から一昨年まで昔からある品種を植えていましたが15年前と比べ最近は収穫量が落ちていました。昨年は苗屋さんにオススメしてもらった暑さに強い新品種を育ててみたら15年前を超える収穫量となり、味も美味しく今年もその品種にしました。味はそれぞれの特徴があり、一概にどちらがとは良い言えませんが収穫量を考えると新品種は素晴らしいです。
2、猛暑で米の品質や収穫量が落ちるという話は、単なる農業の問題にとどまらない気がします。価格が上がれば真っ先に影響を受けるのは、生活に余裕のない層です。特に氷河期世代のように長年低賃金や不安定雇用に置かれてきた人たちにとっては、主食である米さえ気軽に買えない状況に近づきかねません。本来守られるべき最低限の生活が揺らいでいる現実を直視すべきではないでしょうか。氷河期世代をしっかり支えることが、食の安心を守る意味でも重要だと思います。
3、西太平洋の海水温度が6℃程高くなっているそうです。1℃上がるだけでも生態系に影響すると言われる中、この上昇は異常で、大型台風の発生多発や日本付近の高温化はほぼすべてこの影響によるものです。今まで見なかった魚が獲れるようになったりしているのもそうでしょう。気象予報士の方々の多くは、もうかつてのような「日本の夏」は来ないと言っています。そんな中、お米や野菜の品種改良も当然必要になるんだろうと思います。
4、このところ、近所のスーパーや、ホームセンター併設の大規模小売店などで、立て続けに新潟県産コシヒカリが大幅な値下げをして売られていました。
あきたこまちやひとめぼれの様な別の品種よりも1,000円以上安く、大変驚きました。名の通ったスーパーなので品種の偽装などはないでしょうし、精米日も直近でしたので、理由は分かりませんが何にせよ以前はブランド米と呼ばれていた米が安く(とは言え価格高騰前よりは勿論高いですが)手に入ったので有り難く頂いています。味の違いが判る程の舌は持ち合わせていませんが、やはりコシヒカリ、特に新潟産と言われると美味しいに違いないと思う方は多いのではないでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/423c27ce0671be0739a3091c888359a0ceaa1691,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]