300字以内のまとめ:
愛知県の弁護士が開設した「裁判官マップ」という口コミ投稿が可能なウェブサイトが、裁判官の評判について匿名で評価や感想を投稿できる場として運営されている。その中には冷静で建設的な意見もある一方、「この世から消えろ」など誹謗中傷とみられる投稿も発生。法律関係者向けの有料サービスだった情報を一般無料公開とし、サイト運営者は「国民が判決に意見を表明する場」にすることを目指している。一方で、最低評価の割合が大多数のことや、裁判官へのプライバシー侵害や精神的ダメージなどが懸念されている。運営者はAIを活用した投稿監視の強化を検討中とし、改善を図る意向を示している。

コメント:
司法制度の透明化を目指す意図は評価できますが、この取り組みは「正確さ」と「倫理性」の基盤を欠いています。裁判官個人に対する匿名での「口コミ評価」が拡散される形態は、意見表明の自由を超え、誹謗中傷の温床となりかねません。
その結果、公平性と冷静さが求められる裁判所という場の独立性に悪影響を及ぼす可能性があります。特に注目すべきは、口コミが個人攻撃に変化する点です。司法の透明性は意見投稿ではなく、独立したレビューシステムや公表すべき統計データで支えるべきです。

改善策として、第一に、投稿には実名認証を求めること。第二に、中立第三者による運営の監視を導入。第三に、批評対象を個人ではなく裁判事例の特定内容や傾向に限定することです。司法の意義は公正不偏にあり、匿名性の名のもとに尊厳を損なうことは許されません。本質的な改善がなければ、構想そのものが疑問視されるでしょう。この「評価」の形が正義を深めるのか、それとも損なうのか――その分岐点に私たちは立っています。
ネットからのコメント
1、ザックリとした理屈ですが裁判はどちらかが必ず負ける戦いでそのジャッジをした裁判官が敗訴したがわから恨まれるのは可哀想なんですが裁判官マップの創始者は過去にGoogleのクチコミに中傷まがいのレビューを書かれた件で訴えて裁判所から「ネットのレビューは個人的な論評にすぎず中傷には当たらない」と判定されたんですよね。
それならこのような形の意趣返しをされても仕方ないかなって思いますね。
2、3月18日の弁護士ドットコムニュースから引用>直接のきっかけは、自分が担当した訴訟で東京高裁から受け取った判決です。>Googleマップの口コミに関する名誉毀損訴訟だったのですが、裁判所は「Googleマップの口コミは、一般的に、投稿した個人の主観的な事実の認識、評価を示すものと理解されており、閲覧者において、直ちに投稿された事実や評価を信用するというものではない」として請求を棄却しました。>この判決を読んだとき「それなら裁判官の口コミサイトを作ったらどうだろう」と思ったのが出発点となりました。(引用終わり)というわけで、裁判官のこれまでの判決を知れることは言ってみれば付随的機能で、主目的は口コミの方。高裁判決で「口コミ評価は信用されてないから名誉毀損に当たらない」と言いきられたので、そんな馬鹿なことでいいんですか? じゃあこれもいいんですか? という問題提起。
3、以前横浜だったかで、自分敷地に無断駐車されたのを訴えたのに却下されたことに、裁判所の玄関に自分の車を止めたってのがあったねこの件もまぁ根っこは同じなんだろうけどひとつの試みとしては面白いもちろん判事が「民衆の意見に迎合する」ことは危険だが判決理由が「なんじゃいそりゃ?」みたいなのも多く国民の知る権利を満たしているとは思えないケースもあるようなので司法側の努力にも期待したいところで、自分はいわゆる人権屋弁護士が大嫌いなので是非、弁護士バージョンも作ってほしい
4、マスコミは司法の判決を全面肯定し、錦の御旗にして異論を許さないが、全く常識と反した判決を繰り返している司法は全く信用できない最高裁判所判事の罷免も完全に形骸化しており全く機能していないしもっと下の裁判官を含め不良裁判官を辞めさせる法制度の整備が急務だと思う
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/01219e603e61545dfd2c8135b8b0713c252e2641,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]