中国国内で注目されている「寝そべり」族の動向と、国家安全省の対応について取り上げた内容を以下のように整理しました。
中国の若者の間で「寝そべり」と呼ばれる現象が、2020年以降広がっている。競争の激しい社会で「報われない努力」に疲れた一部の若者が、仕事や消費、結婚を避け、最低限の生活に満足するライフスタイルを選んでいる。この動きに対し、2023年4月28日、中国の国家安全省は「国外の反中勢力が若者を洗脳し労働意欲を削いでいる」と警告を発表。背景には、低迷する経済や広がる格差への若者の不満、そして国内問題を海外勢力の工作にすり替える当局の意図があると推測される。

競争社会からの脱却を求め「寝そべる」若者たちの姿は、現代中国の構造的欠陥を浮き彫りにしています。
この現象の背後には、過剰な競争、深刻な格差、そして報われることの少ない社会システムがあるのは明らかです。国家安全省がこれを「国外勢力の洗脳」と位置づけた点は、問題の本質のすり替えといえるでしょう。
まず、「寝そべり」を選ぶ若者を批判するよりも、彼らが生きやすい社会を構築する努力が必要です。例えば、①教育や医療制度をより平等化し、競争を軽減すること、②若者の就職支援を拡充する政策の実行、③格差是正のための税制・福利の改革などが具体策として挙げられます。
現代社会の価値観は多様であるべきであり、「頑張ること」だけが美徳ではありません。無理して消耗するより、最低限の満足を求め「自分らしく生きる」という選択を尊重する価値があってもよいはずです。中国当局が目指すべきは、こうした多様性を認めながらも、励みある未来を若者たちに提示することなのではないでしょうか。
ネットからのコメント
1、日本でも、就学・就労・職業訓練をしていない若者は「ニート」と呼ばれていて、韓国には「N放世代」と呼ばれていますが、中国にも「寝そべり族」と呼ばれる似たような存在がいるんですね。
もちろん、それぞれ背景や意味合いは異なりますが、厳しい競争社会や将来への不安の中で、あえて距離を置いたり、従来の価値観に従わない若者が一定数存在するのは、どの国にも共通する現象だと思います。
2、私自身は就職氷河期世代ですが・・・。私たちの世代は、仕方なく派遣などのフリーターやってる人も多かったですが、少し上のバブル世代だと、「今の時代はフリーターよ♪仕事に縛られる人生なんて御免だわ?」と、半年働いて、半年海外・・・という人も多かった記憶があります。まだ、海外に格安で旅行できた時代だったからです。しかし、そういった先輩方の多くが、中高年になって、派遣でも断られることが多くなり、生活に困っていると聞きます。海外にも気楽に行ける時代ではなくなりました。若いうちから、できるだけ将来に向けて働くなり、勉強するなり頑張っておいたほうが、ご自身の為よ・・・と、若者を見つめながら思います。
3、中国語分からないので真偽確認までしてませんが、中国では急速にホームレスが増えていると聞きました。なんでも社会ポイント?交通ルール違反とか国内ルールに違反するごとに所持ポイントが減らされ、それによって最終的にホームレスになるという。
社会性や道徳やモラルが低い(事故った人助けると加害者扱いでお金取られるから皆無視するそうなので)お国柄だからそりゃ増えるよねとは思った。見た動画は路上に布団ひいて寝っ転がってる人がめちゃくちゃ多かった。でもスマホは使えるとか、どういう仕組みなんだろ??
4、頑張って頑張って競争してきた人たちが、それでも報われなくて燃え尽きたのかな。どこの国にもいますよね。いいと思いますけど。多くを求めなくても、立派な地位を求めなくても。自分の人生をゆっくり生きることだけでいいと思いますけど。学歴社会だけど、勉強とか、競争とか、得意な人もいれば苦手な人もいて当然なので。親からも解放されて近所からも解放されて、自分の人生を生きるのがいい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bd738d67826f737fb48ec894d40fbcb41978b517,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]