8月13日、静岡県伊東市の市長である田久保眞紀氏(55)が学歴詐称疑惑を解明するため、初めて市議会の特別委員会(百条委員会)に出席しました。田久保氏は市の広報誌で東洋大学法学部卒業と記載していましたが、実際には大学で除籍されていたことが判明しました。しかし、本人は卒業証書を所有していると主張し公職選挙法違反で告訴されています。
証人尋問では新たな事実はほぼなく、田久保氏は従来の見解を繰り返しました。卒業証書の提出を拒否する理由については、「刑事訴追につながる恐れがある」と説明し、詳細な回答を避けました。囲み取材では圧力を感じたのか、後半には態度に変化がみられ、市議会の今後の対応に注目が集まっています。
この事件に関して、田久保市長の対応には深刻な問題が感じられます。まず、学歴詐称疑惑という公共の信頼に関わる問題に対して、彼があたかも法的な盾の陰に隠れ続けているかのような印象を抱かざるを得ません。透明性の欠如は行政の信用を著しく低下させ、市民の不信を招く結果となっています。背景には、学歴を重要視する社会的な風潮があり、その中で公職者としての誠実さが問われるべきです。解決策として、まずは市長自身が卒業証書の現物を公開し、事実確認を行うことです。
次に、第三者機関が独自に調査を行い、報告書を公表する形にして信頼を取り戻す手段を検討するべきでしょう。そして、制度的な学歴確認プロセスを強化し、同様の問題が再発しないよう法整備を進めることが重要です。信頼と誠実さの回復は、市政を維持する上で不可欠であり、公務の本質的価値を思い出させる必要があります。
ネットからのコメント
1、たまたま事が自身の学歴詐称疑惑に関わる問題だったというだけで、元々問題のある人だったというのが図らずも証明された形だろうね。人はこうして窮地に陥ったときにその人間性、素の部分が出るものだが、市政を停滞させていることへの反省や潔く身を引くという姿勢もなく、百条委でも除籍が明らかなのに自身が所持しているという証書を提示した秒数がどうだったなどと、愚にもつかない言い訳を繰り返すばかり。曲がりなりにも長である人物が、居直りや開き直りが最善手だからとそれを繰り返し、地位にしがみつく姿はただただ醜悪でしかない。恥を知ってほしい。
2、百条委員会の市議とその後の報道陣の質問と質が明らかに違う。今回は満を持して質問者の選定をするべきだったと思う。
ご本人は満足しているのかもしれないが、市役所の卒業生だろうか他者から卒業証書やアルバムを借りてきて自画自賛していたのかもしれないが同じものかと追求しても意味があるのか。これは間違いなく本物だと思うと貰わなかったのにそうはぐらかされている。貴重な機会を逸したし、個人的にはぐうの音も出ない場面が見たかった。
3、素人同士で裁判の真似事みたいなことをしても、バックにあの弁護士がついてる市長に勝てないだろうな仕事を放っておいて百条委員会での受け答えの練習をしていたのではないんだろうか
4、偽の卒業証書問題だって「チラ見せじゃなくて19.2秒見せた」って秒数の反論はどうでも良くて、そんだけ見せれるなら再提出すれば良いだけでしょ。そこで再提出出来ない事が問題。敢えて論点ずらしてるだけで会話が成立してない事が問題。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0f2ba92e4b5932c68f44e352a084a4d1e4a29ef2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]