JR東日本グループの旅行会社「JR東日本びゅうツーリズム&セールス」は、豪華寝台列車「トランスイート四季島」の業務中に従業員が数年間にわたり業務範囲を超える飲酒をしていたと発表しました。6名の従業員は乗客に提供するワインやシャンパンの品質管理のため試飲する立場でしたが、試飲目的を超えて飲酒を行っていました。今年1月の内部通報により、調査が行われ事実が発覚し、該当者は社内規定に基づいて処分され、沢田博之社長は月額報酬の30%を1か月分返上する形で責任を示しました。
この事件は、企業内部の制度と倫理の欠陥に直結しています。試飲の範囲を超えた従業員による飲酒行為は、企業内部の監督体制が不十分であることを明らかにした。まず、品質管理の正当性を維持するためには、試飲と消費の明確な区別を設けるべきです。次に、従業員の行動を定期的に監視し、内部通報制度の活性化を図りましょう。最後に、酒類の在庫管理を厳密にし、不正使用防止策を講じることも必要です。これらの対策により企業倫理の再構築が図られ、顧客信頼の回復へとつながるでしょう。企業文化が厳しい監督と責任を果たすことで、持続可能な成長が期待されます。
ネットからのコメント
1、開栓後に余ったものを捨てずに飲んでいたのですね。かつて飛行機でも似たようなことがあり、今は廃棄が徹底します。日当と同じぐらいの金額、または以上の酒を廃棄するのはモチベーションが保てないと思う。
2、休憩中に試飲の域を超える飲酒って事は、お酒が完全に消えないうちに、業務に復活って事ですね。まぁ、賃金などの待遇に満足していなかったのでしょうね。これくらい良いだろと思わせる職場待遇だった気がします。
3、そら10年選手がギリ年収300万だった会社だからね。この会社は大手鉄道会社の関連である事意外、何ら優れた点がない残念な会社だからね。給与がすごく低いし、数年前に基本給の一部を地域手当に置き換えてボーナスなどの削減をした。表向きだけ人材の育成とか言いながら、人材の育成や頑張った人への待遇改善は全くなく、ボーナスや時間外労働の基準となる基本給の2万カットだけは不景気になると即座に実施した。
従業員を貧しくするくらいでしか純利益を稼げない会社だからこうなるし、どう間違ってもお客様の人生を豊かにはできない。こういう事に走るしかないくらい待遇が悪い会社で、神対応などありえないと思うべき。社員にやる気はなく、社内の昇進試験では高校生でも解ける初歩的なSPIを、28歳の契約社員がロクにできなくて通産3度目の昇進失敗とかしてるぐらいだから。
4、一流ホテルでさえ、宴会やレストランのスタッフは派遣のアルバイトです。我々が客として接する接客業従事者で、一体どれだけの人が正規社員かと言うくらい、その多くが非正規だというのに相応の仕事をしているから誰も疑問に思わない。これは、日本人が持つ職人気質の国民気質のためかもしれませんが、長らく賃金が上がらなかった要因でもあると思います。本来は本社社員がやるべき高度な仕事を、子会社や派遣に投げて、彼ら彼女らが期待に応える仕事をする事に甘えて人件費を安く抑えてきました。あちらこちらで、その綻びが出始めています。今後も、こうした事案は次から次へと出てくることでしょう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b627fc029aac10c7c56da8cd84b8201bcb2d13ec,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]