柳川高校野球部は、春夏通算16回の甲子園出場を誇る名門であり、これまで多くのプロ選手を輩出してきました。しかし、2005年夏を最後にその姿は失われ、低迷を続けています。2012年にOBである御所豊治監督がコーチとして母校に戻った際、部員に意識改革を促し、荒れたグラウンドの再建に挑んでいます。部員の不祥事や監督交代の影響を受けたチームは、新たな歴史を築くため、彼の指導のもとで挑戦を続けています。

御所監督が直面している状況は不可解であり、名門校として失われた栄光の影には、長年にわたる怠慢と管理不足が見え隠れします。柳川高校は、歴史的名門としての責任を自覚し、今こそ組織を根底から立て直す時期に来ています。一つ目の対策は、組織における目標の明確化です。チーム一丸となり、全員が共有するビジョンを打ち立てる必要があります。二つ目は、部員およびスタッフの意識改革と教育です。これまでの怠惰と不和の原因を分析し、全員が共に向上できる環境を作り上げることが求められます。三つ目は、地域社会や卒業生との関係強化です。支援を受け、コミュニティ全体での「新しい柳川」の創造に向けた取り組みが不可欠です。この連携が、未来へ向けた希望の光となるでしょう。信念をもって行動することで、栄光を取り戻すのに必要なのは、些細な努力ではなく共鳴する大きな心です。

ネットからのコメント

1、1970年代、福岡は柳川と小倉南の二強がしのぎを削り、毎年のように決勝で戦っていた。柳川の方が優位だったかな。そして、その時代には多くのプロ野球選手を輩出した。2000年代前半までは強化がうまくいっていたが、理事長の代替わりによって方針が変わったのかな。今はテニスに絞ってる感じだもんね。一方、小倉南は私学の強化の波にのまれて弱体化していった。90年代に一時盛り返したが、その後はどんどん衰退し、今は見る影もない弱小校。公立は定員削減もあって学校規模がどんどん小さくなっているので苦しいね。

2、昭和、平成の福岡といったら柳川。平成で柳川が強かった時にライバルだった他私立の城東、福岡第一、東福岡も最近は聞かなくなってる。でも他の県もそうだけど、平成の時代は常連だったのに令和になってからパッタリでなくなった学校はたくさんあるからね。福岡は強豪私立が一時代を築くけど、数年経つと全然出れない。正に戦国福岡。

3、高校野球は私立の場合、甲子園の出場実績で学校経営を左右するから、生徒を集める手段として力を入れている。

しかし、経営者が野球を含めてスポーツよりも進学を重視するならば、必然的に弱くなる。経営者の関心次第で大きく変わる。

4、福岡では名門ですが、全国優勝を果たしながら近年振るわない私立高校はいろいろありますよ。ただ、福岡は波が激しい感じはしますね。私の世代だと、九産大や福岡第一が真っ先に「私立強豪」として思い浮かびます。東福岡もそうかな。ここらも最近はお目にかかっていないね。