大阪メトロ中央線が13日午後9時半に送電線の不具合で運行停止となり、その後もコスモスクエア~阿波座間は復旧のめどが立っていません。これは大阪・関西万博の会場である夢洲にアクセスする唯一の鉄道路線であり、多くの来場者が帰宅困難となりました。日付をまたいだ14日未明には夢洲~コスモスクエアで折り返し運転を、ニュートラム及び四つ橋線で臨時運転を行いました。
さらに桜島や弁天町行きの臨時バス、JR大阪環状線・ゆめ咲線の臨時列車運行で対処しました。しかし、交通の混乱により熱中症や気分不良を訴える者が続出し、約35人が救急搬送されました。万博協会は来場者のために会場施設を臨時開放し、避難措置を提供しています。
今回の送電線不具合による交通麻痺は、都市インフラの脆弱性を際立たせました。まずもって、システムの堅牢化が進められていないことが明らかです。代替交通手段の提供は一定の対応策として評価できますが、インフラの単一依存から脱却する戦略の欠如が根本問題です。解決策として、まずは予防措置としての送電施設の全面点検を早急に行うことが求められます。次に、緊急時の柔軟な迂回ルート設計を常に検討し、多様なアクセス手段を整備する必要があります。また、リアルタイムでの情報配信強化を図り、来場者の安全確保を万全にすることも必須です。
都市化を促進している地域において、万博の参加者の安全と利便性を守らない限り、未来への計画も実現し得ません。明日のインフラを見据えた改善が、すべての市民に対する誠実な責任です。
ネットからのコメント
1、とりあえず、昨晩のうちに西梅田まで出て、今始発で帰宅してますが今回、不味かったのは各所の連携が取れておらず、やっている事バラバラで、皆何を信じて行動すれば良いのか分からなかった事(スマホの電池が残っている人は情報を取りにいけたと思うけど)・ゲート外に出た人の再入場判断が遅すぎた・ゲートの外の人にはパビリオン開放の情報がなく、再入場後のビジョンが描けず、戻らない・西ゲートには臨時バスが来ていたとの情報もあるが、それも知らない・コスモスクエアからはニュートラムで住之江公園まで行け、それから四つ橋線で西梅田まで行けたが、そのアナウンスは地下鉄駅構内でしか教えてもらえない・一説によると阪急も帰宅難民用に臨時電車をだしたらしいがその情報もない大阪はガバナンスが三流だね。
人災に近い。
2、20時過ぎたらコンビニにパンやおにぎりや麺類などのまともな食べ物が全部売り切れるんです。飲み物やスナックなどはあるんだけども。夜中まで待たされたらごはんどうしたんだろう?前日に万博に来てて西ゲートからバスで帰ったんだけど、東ゲートの混み具合はもう異常過ぎです。駅がすぐ近くなのに長い距離を駅まで1時間近くも無駄に歩かされるのも超不満です。雨降ってたらもっと最悪だったと思います。こういう時こそバスなど使ってくれたらいいのに。
3、リスク管理できていない典型。電車の線路1本しかないから事故が起きた時は、悲惨。大阪近郊の人はいいが、他県へのアクセスが不可能な時間帯になり、この費用負担は誰がするのか。明日の朝までに解消しなければ、昼間の入場予定者が入れないな。
4、鉄道はメトロひとつしかないからトラブルが起きると帰宅難民になるバスやタクシーでは乗れる人数も限られるので鉄道はもうひとつ路線が欲しかった夢洲3時現在の気温が29℃、湿度85%と検索したら出てきたけどじっとしてるだけでもキツイだろうと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/acbfd4032cbf587f2ec92e160988967b24d11356,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]