オーストラリアとニュージーランドで猛烈な熱波により山火事が多発しています。22日、シドニーでは春としては異例の40度を超える気温が観測され、突風によって山火事のリスクが高まっています。ニューサウスウェールズ州では屋外での火気使用禁止令が出されている中で、これまでに36件の火災が発生し、そのうち9件はまだ鎮火していません。
ニュージーランドでも「赤」レベルの強風警報が出され、山火事で住宅5棟を含む複数の建物が焼失しています。政府は対応強化のため、カンタベリー地方に非常事態を宣言。23日にはさらに強風や大雨が予想され、住民には警戒が呼びかけられています。
この事件はより広範な社会問題に関わっており、批判的な分析が必要です。異常な気象パターンとその結果である山火事は、地球温暖化という重大な問題が背景にあると考えられます。また、政府や各国の対応の遅れや不備が被害を拡大している可能性も指摘されます。
現状、オーストラリアとニュージーランドでの異常高温と山火事の頻発は、地球規模の気候変動の警鐘です。この状況は私たちが早急に取り組むべき重要な課題です。各国は、温室効果ガスの削減や森林管理の改善、気候変動に強い都市計画の策定など、具体的な対策を講じる必要があります。
まず、温暖化対策を強化し、再生可能エネルギーの活用を拡大することが求められます。次に、山火事に対する事前防災策の強化や早期警戒システムの整備が急務。また、住民に対する適切な啓発と訓練を通じて、災害発生時の対応力を向上させることも不可欠です。私たちの未来を見る目を変え、この痛ましい現実から学び、行動を促すには、今こそ立ち上がる時です。
ネットからのコメント
1、南半球の今は日本で言えばまだ4月くらい。その季節で40度なら本格的に暑くなる1月から2月なら何度になっているのか。山火事もそんなものじゃ済まないだろうね。真剣に温暖化対策やるべきだと思う。排出権取引など禁止して全ての企業に対策をとらせるべきだ。排出権取引は温暖化対策にまともに取り組むよりコスト的に遥かに安く済む。だから活発に取引されるがそんな悠長な事言っている場合ではないだろう。即刻温暖化対策に舵を切るべき。
2、今年の夏は本当に暑かったけど、日本だけではなく、更に気温が高い国もある。洪水や山火事などの被害も深刻で来年はどうなってしまうのかと心配でならない。
3、今年は、日本でも観測史上最高気温を記録したり、何度も豪雨に見舞われたりして、かなり散々だったけど、世界中でこの様な異常気象が多発しているな。地球温暖化の影響で、平均気温も上がってきているとはいえ、此れは異常過ぎる。しかし、南半球は未だ春なのに40℃か。真夏になったら一体どうなってしまうのだろう。
4、南半球はこれから夏本番となる。益々ひどい熱波が予想される。地球規模での異常気象。地球温暖化などいろいろ言われているが、何が一番の原因なのか世界を挙げての研究が進んでいるのだろう。今ならまだ間に合うのか、それとももう手遅れなのか。今地球上ではあちこちで戦争が起こっているが、本当はそんな事をしている場合ではない。人類がそれに気付き、一丸となって対策しなければ、いつか人類は滅びてしまうんだろう。さて、気づくことは出来るんだろうかな。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2e5c2d3d3bab6a397a53aed951c75a5ef99762bd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]