広陵高校野球部で再び暴力事件が発生した。A君と彼の父親が謝罪会見と再発防止策を求めている。この事件に関連して、2015年にもB氏が暴力を受け、右半身麻痺を経験した過去が明らかになった。監督の中井哲之氏は、病室で不適切な発言をしたが謝罪会見は開かれていない。一方、広陵高校は自主練習中の事故として暴力を否定している。事件が報告される構造的問題もあり、校長は高野連幹部で報告体制に不信感が生じている。

A君も転校を余儀なくされ、高野連は例外的に公式戦出場を認めたが、野球部の問題の根本的な解決が求められている。

この事件は高校の野球部の指導における暴力問題が深刻であることを示す。暴力を受けた生徒が身体的にも精神的にも深刻な影響を受け、また学校側が問題の大きさを十分に認識せず、適切な対応をしていないことが浮き彫りにされている。中井監督による問題の否認や会見の不履行に巣くう異常性を無視できない。高校の管理体制に重大な欠陥があり、組織としての対応が問われる。校長である堀氏が広島県高野連副会長職を兼ねていることも構造的な問題として挙げられ、利害関係が絡んでいるのではとの疑念を抱く。改善策として、まずは監督の更迭と指導方法の見直しが必要である。また、第三者機関による暴力調査とその報告書公開を求めるべきだ。

被害者の声を聴く委員会の設置も検討されたい。透明性の欠如を克服し、再発防止に向けた確固たる制度を構築することが不可欠だ。本来のスポーツの精神はフェアプレイと互尊であり、現状はその逆を行くものである。改革は速やかに実施されるべきだ。

ネットからのコメント

1、かなり具体的な内容であり、広陵高校が日本学生野球協会から1か月の対外試合を禁じられた部分では外形的事象とも一致する。作り話とはとても思えないがどうだろう。これまで一貫して暴力の存在を否定、法的対応を取るとまで突っぱねてきた広陵高校はどう答えるのか？この件も「そのような事実はありません」で押し通すのか？対応次第ではさらなる大事になりそうだ。

2、別の報道によれば，中井監督の長男が部長という肩書きで野球部に関与しています。要するに，中井親子によって支配されているような印象です。そうなると，説明責任は校長だけではなく，中井親子にもあります。公式の場で記者会見を開き，正々堂々と説明する。コンプラ重視が強く要求される背景もあり，中井親子による説明は必須です。

3、正直、広陵だけではないのはみんな知っている。これがきっかけであちこちで表面化するだろう。恐らく広陵野球部も衰退廃部になるだろう。大人の事情であちこちからかき集めての大会は再考の時期に来ているかもね。

4、一連の報道されている内容が事実ならば、広陵高校野球部は廃部にするべきです。野球部を存続させたいならば、学校側が適切な対応をとり、被害者の方との解決が必要と思われます。少なくとも、監督等の処罰が必要ですね。