エンゼルスの35歳の内野手、アンソニー・レンドンが、今年度の「ワーストコスパ選手」に選出された。彼の年俸は3860万ドル(約56億7800万円)にもかかわらず、今季一度も試合に出場しておらず、「史上最高レベルのお荷物」としての評価を受けている。レンドンは2019年にナショナルズで146試合に出場し、打率.319、126打点をマークした実力者であったが、エンゼルスに移籍した後の2020年以降は怪我に悩まされ、出場可能な765試合のうちわずか205試合に出場。
チームは10年連続でプレーオフ進出を逃しており、レンドンの現状はチームにも影響を及ぼしている。
この状況は、プロスポーツ選手が契約に見合ったプレーを続けることの困難さを浮き彫りにしている。まず、スポーツ選手に対する長期契約がパフォーマンスの安定性を保証しない危険性が明らかだ。次に、高額契約がチーム全体の資源配分に悪影響を及ぼす事例としても捉えられる。この問題を解決するには、契約前に身体的なリスク評価をより入念に行うこと、選手の怪我を未然に防ぐ医療研究への投資、契約内容にパフォーマンスに応じた給与調整機能を盛り込むことが必要だ。こうした課題に向き合うことは、プロスポーツビジネスの健全性を高めるために不可避なステップであり、輝かしい未来を築くために取るべき道である。
ネットからのコメント
1、十分な不労所得ももらってるし、年齢的にも契約終了と同時に引退じゃないかな。
わざわざ今季開幕前に手術を受けた時点でやる気無いんだろうなと。昨季オフは悠々遊んで、開幕直前に手術受けて全休、年俸は丸々受け取り、ある意味では最高に理想的な生活ではある。
2、レンドン選手を見ていたお陰で、耐性がついたのか、今季よく目にするドジャースで、打率1割台の外野手にもあまり腹が立たない。むしろ、こんなに成績悪くて、批判されても毎日ちゃんと練習に励んで、試合にも出てえらいな、とさえ思える。ありがとう、レンドン。
3、> レンドンはナショナルズ時代の2019年には146試合で打率.319、44二塁打、126打点、OPS1.010をマークして打点王を獲得。プレーオフでも活躍し、球団初のワールドシリーズ制覇に貢献した。同年オフにFAとなり、エンゼルスと7年総額2億4500万ドル( 約360億3700万円)の契約を結んだ。レンドンからすれば、ここぞというタイミングで最高の結果を残してFAを迎え、してやったりというところだろう。どれだけ白い目で見られようが2億4500万ドルは自分のものなんだから。
4、エンジェルスはプホルス、アップトンとまぁ例を挙げたらキリがないぐらい野手の契約では失敗しているのでレンドーンの失敗はその一例に過ぎない。大谷とトラウトの全盛期を無駄な金で補強出来なかった事が悔やまれる。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bdf92c7c49db0d5d5a5e857f9a05cac5365241f5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]