広島県の広陵高校が、1月に発生した部内暴力を発端に、SNS上での情報拡散や生徒への中傷の激化を受け、第107回全国高校野球選手権への出場を辞退しました。2回戦を前に大会本部に辞退が受理され、学校側の堀校長は会見で、SNSのデマや生徒の顔写真流出、さらには野球部寮への爆破予告があったことを報告しました。漫画家の倉田真由美さんはこの事態に触れ、いじめが原因で被害者が転校や退学を余儀なくされる現状に疑問を呈しています。
この事件は、いじめやネット上の誹謗中傷が引き起こす深刻な問題を再認識させます。紛れもなく、被害者が転校や退学を強いられる状況は不条理であり、制度や社会の欠陥が露呈しています。教育機関は生徒を守る責任を持ちながらも、その実行がまだ不十分な現状です。この問題を解決するためには、教育機関による早期の問題発見と対応の仕組み作りが必要です。さらに、インターネット上の誹謗中傷に対する法的対策の強化、そしていじめに関与する全ての人への教育プログラムの導入も考慮すべきです。被害者を守るための具体的な策を講じない限り、真の安全な学びの場は構築できません。私たちはこのような不当な状況を許さない公正な社会を目指すべきです。
ネットからのコメント
1、たしかにいじめの被害者が転校する側になるのは理不尽ですね。
いじめの加害者が転校する側(もしくは退学)になるように法整備をお願いしたいです。またいじめの被害者が別室登校する側になるケースも多いですが、これも加害者を別室に隔離するように法整備をお願いしたいです。
2、いじめた側もきちんと反省してくれればいいけど、仮に停学処分を受けて表向きは謝罪しても本音は「こんなことでチクりやがって」が本音だったりするからね。周囲も厄介なやつ認定してしまえば被害者を無視したりする陰湿なイジメに発展することさえあるから転校で環境を変えることもアリだと思う。
3、イジメや暴力をした子供の言い分は「ちょっとお腹を押した」集団暴力の被害に遭った子供は、言葉では表現しきれないくらいのもので、保護者が被害届を出した。謝罪があっても、被害を受けた子供と保護者は学校が加害者寄りの受け止め方だったため、居場所を無くしたと思う。また、特待生の場合、選手として在籍して活躍できなければタダだった授業料の請求を受けるケースもある。保護者会では、名前をポジションを言ってから意見を述べるという事も出ている。
怖くて誰も言えないのが当然だろう。特に私立の学校で全国から子供を集めているところは地域の支援もなく、パージされる傾向にある。
4、正論。だけど、学校ぐるみで加害者を守るような体質なら「もうここには通いたくない」と思う人もいるでしょうね。なので「いじめ」「暴行事件」といっても色んな形があり、被害者にしかわからない葛藤がある。もし、最終的に自主退学や転校という形になっても、被害者が最大限納得し救われる方法を考えないとね。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/512757dae25e19675af80a0d48002cf7e52c67bf,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]